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気迫

柔道の全日本選手権。 世界の柔道の中で、最も歴史があり権威がある大会。 今年は、穴井選手が初優勝した。 決勝の相手は、棟田選手。三度目の決勝進出だが、過去は二回とも敗れている。明治大学の後輩だし、彼をよく知るといったこともあり、頑張って欲しかった。 しかし、試合の内容が良くなかった。 怪我をしないで臨めた大会。必ず勝って、八月のオランダ世界柔道に行くと言っていた。 なのに、試合中に痛がるシーンが多すぎた。 彼の悪い癖なんだ。 烈しい攻防では、誰もがどこかを痛めながら戦っている。 でも、それを悟られないように強い精神力で戦い抜かなければ。 審判員に対しての印象も悪くなるし、世界を制した経験者であるが故に、柔道家としての気迫を示して欲しかったなあ。 すごく残念。 一方、穴井選手の素晴らしい姿勢には感動した。 彼は、天理高校三年生のときに世界ジュニアを制した逸材。 にもかかわらず、井上康生選手と鈴木桂治選手に何度も跳ね返され、世界への扉すら拓けなかった。 だけど、今では世界ランキング一位! 先日、福岡でインタビューさせていただいたときの、自信に充ちたオーラを見て、今日は彼が優勝するだろうと予想はしていたが、日本武道館を熱くさせるほどの気迫を、ただひとり、放っていた。 肘の怪我で辛酸を舐めてた時も、北京五輪予選で鈴木桂治選手に延長で敗れて泣きじゃくった時も知っている。 彼は、次こそ必ず! の気迫を語って見せてくれた。 棟田選手は無差別級の世界一。 まだ、世界大会にすら出た事のない穴井選手との差を考えたら、実力は棟田選手が上。 でも、穴井選手は、 負けたり怪我したりした時も、決して俯くことなく、人目を憚らず泣きじゃくって、最後に必ず未来を見据えた。 気迫が勝っていたのだ! 良かっですね、と心から申し上げたい。 おめでとう。 「未来の扉は 自動ドアではない」





コメント (3件)

  1. こんばんは☆ さんちゃん。
    柔道の試合、見ました!
    穴井選手の気迫が勝っていました!

    試合の姿勢を見ていたら、穴井選手を応援していました。

    一生懸命 最後まで技をかけていく姿のあった試合で、見ていて楽しめました!

    穴井選手、おめでとう! ですねo(^-^)o

    篠田さんも涙をうかべていましたね。

  2. 世界選手権…チケット頂いてたのですが。残念ながら…息子の体調が悪く行けませんでした【涙】
    穴井選手の気迫は、物凄い熱いものがありましたし、技がキレてましたね!
    勝った瞬間に、大泣きしていた姿をみて…込み上げるものがありました…
    棟田選手…正直勝って欲しかった…。息子の大好きな選手なんですが。痛そうな場面の度に、気迫が薄れて行ってしまい…残念でした。

    この先、棟田選手はどうなるか…心配です。

  3. 気迫ですか…なるほど…。

    痛みに耐えられる精神力があれば、苦しい病気ともきっと真正面から向き合えるかもしれませんね。

    私も頑張ろう…

    気迫で。


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