あ、はーい飲み会ね。はいわかりました参加しま……えっ僕が幹事?
幹事やれって、マジかよ……。
学生時代、クラスメートから頼まれたので飲み会を開催したら20人中数人しかこなかった、しかも依頼をかけてきた張本人すらこなかったという実績を持つ僕が幹事ですか。
しかし今回のメンバーは飲みに行くのが大好き!
飲んだあとのカラオケだってボーリングだって何の疑問も持たず楽しめます!
といった、ピュアなリア充メンバーです。きっとドタキャンはないはず。
気になるのはこの面子が揃った中、なぜ今回は生粋のオタクである僕が、
それこそ「インテリ」を意識してメガネかけたら「なんかフィギュア集めてそうだね」と言われるほどの僕が呼ばれたのか?
不思議で頭がおかしくなりそうでしたが、
「お店の予約とか会計とか面倒なことはお前に押し付けて、おれらは遊びに集中したいから」と正直すぎる回答をいただきました。
つまり、アレか……。
彼等の要求にピッタリあったコースを用意しなければならないってことか。
さてどうしたもんか……。
幹事として抑えておきたい最低限のポイント
・お店の予約
・会場(席)の間取り
・二次会のメドをつけておく。
今回のメンバーは、僕に「盛り上げ役」など期待していないので、これだけ揃えれば充分でしょう。
馴染みの薄いメンバーである場合、
無理矢理誰かを祝う
などサプライズを足しておくと無難に盛り上がりますよ!
しかしアレだな、
問題は二次会どうするかだよなー。
移動とか面倒だし……。
あっ……!
・すごく楽な二次会への持っていき方
カラオケ屋の隣のお店を一次会会場に指定する。
※お店探しに困ったら『アイテル』。
※なんと現在地から周辺のお店を検索、地図上に示してくれる!
これは便利です!
【結果】
案の定、連中は一次会の居酒屋入店前に
「あー! カラオケある! 二次会はここだな!」などと騒いでいました。
フッ、単純な奴らよ!
そして……。
飲み会は滞り無く、スムーズに完了しました。
後は皆から褒めてもらうだけだ!
でも誰からもねぎらいの言葉などはなく、それどころか
「幹事だから」ということで、皆より数千円高く支払わされました。
なんて奴らだ。