これさえマスターしたら君も大人だ! 色々な意味で!!
「マジかよすげえ! ところでコーヒーおかわりしてもいい?」
これは、ある週末の僕のセリフです。
何かと張り合ってくる元同僚に対して「悔しいがそりゃ俺の負けだ! あんたにゃ叶わねえぜ!」という態度を取り続けると
なぜか相手がコーヒーをご馳走してくれる、
そんな現象を利用してコーヒー系のメニューを1日で制覇しようチャレンジの真っ最中です。
元同僚はイケメンの実力者。僕なんて比較対象にならないほどのリア充です。
しかし、そんな彼でも「自分は本当にすごいのか」定期的に確認しないと、精神的に不安定になるのかもしれません。
最初は「なぜせっかくの週末に呼び出されてここまで張り合ってくるのか」疑問でしたが、そんな彼の気持ちに気づいてからは、長話にも付き合うようになりました。
「なあ大田、お前明日何やってんの?」
「俺? 狩りゲーやる予定だよ」
※コレです。
「お前はいつもゲームばっかりだな! 俺は女狩ってくるぜ!」
すべての会話がこの調子ですよ。
常人なら3時間ほど経過したところで、彼の額目掛けてコーヒーカップを叩きつけているところでしょうが、
僕は安定のケーキセットを注文します。
張り合ってくる相手は適当に流す。
自慢話が長い相手に中途半端に張り合い、中途半端に勝っても意味がありません。
相手がさらに張り合ってきて面倒な目にあう可能性大です。
勝つなら徹底的に、それができないなら適当に流しましょう。
自慢話に付き合うのが苦痛な場合は、無難な理由をつけてその馬から去り自分を守りましょう!
僕の場合、奇跡的に「負けを認めるとお茶をごちそうしてくれる」というシステムが確立したため、彼の長話にもなんとか付き合うことができます。
「そろそろ帰るか―……あっ。すまん大田、おれ今日財布忘れたわ」
「ん?」
奢らされた……3200円……。
※ほとんど僕のオーダー。色々と自業自得ですね!!
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