飲食店でスタッフが全然気づいてくれない時のやるせなさは異常

サービス業って何……？
そう思わずにはいられないほど何が何でも気づいてくれないスタッフって普段何考えて仕事してるんでしょうね。

コーヒーのおかわりをしたい。

しかし周りに、ウエイトレスさんがいない。

（たまにはホテルのラウンジで仕事でもするか……。
コーヒーは高いけどおかわり自由だし、ファミレスみたいに大学生が騒いでることもないだろうし）

というワケで、
コーヒーだけで長時間ホテルのラウンジに居座っているのですが、
これがもう３日連続の入店ということもあってか、
遂にスタッフさんが僕のところまで様子を見にきてくれなくなったんですよね。
来る時が来たかって感じです。

昨日までは気を遣ってケーキも注文していたのですが、
ここへきてついにコーヒーのみですからね。
「あのゲストはほっといてOK！」と判断されたのかもしれません。

ホテルスタッフとは言っても、必ずしも接客が一流とは限らない。
接客業って、その仕事が本当に好きな人でないと、気持ちの行き届いたサービスは実現できないと思う。
足音がでかいって何事なんだよ、そもそも。

空になったコーヒーカップを見つめながらそんなことを考えている間にも、刻々と時間だけが過ぎていく。

まあ僕という人間は栄養ドリンクの蓋に手をかけたあたりから元気になっている程、気の持ちようで体調が変化する人間です。

コーヒーを注文した時点で２回トイレに行きたくなるから、特別コーヒーのおかわりがほしいワケではない。強いて言うならアイデアが欲しい。

でもアイデアをくれ！　とウエイトレスに言ってもよくて苦笑いされるのがオチですから、（コーヒーだけに）結局のところはおかわりを要求するしかない。

しかし、ここまでほったらかしにされるとは。
荷物置いたまま銀行に行っても気づかれないんじゃないか。

アプリってすごい。はっきり言って、このラウンジのスタッフより気が利いてる。

こんなことぼやいてる間もウエイトレスさん、コックさんと談笑しているもん。
距離も遠いしなー……。
勇気を出して手を上げてみるか。

気づかないか……。

もうやんなっちゃうな。
コーヒーカップ持って目の前まで行ってやろうか。

「お客様、どうされました？」

うおお！　後ろにいたんかい！

「あ、コーヒーのおかわりを……」

「かしこまりました」ニコッ

可愛い……きて良かった……。

結論：いいお店でした。