【青春】キス魔と初めて遭遇した時の思い出。

若者(20歳以上)は早くお酒との上手な付き合い方を覚えた方がいいと思います。

こんにちは、大田タケルです。
お酒って怖いですね。本当に怖い。

高校を卒業後、僕は専門学校に通うため上京。
新たなクラスメートは皆、僕と同じように地方からの出身者ばかり。皆すぐに打ち解けて、
20歳を過ぎた頃には仲良く飲みにいくようになったのです。

・初めてのキス魔

上京によるカルチャーショック冷めやらぬ中、それ以上に衝撃だったのが
「お酒を飲むと人が変わる」ことの多さでした。
アルコールによるものか、それとも本性なのか。
暴れる者がいれば泣く者もいるを眺めながら「皆、上京して寂しいのだろうか。その反動がお酒によって出ているのかもしれない」などと考えながらビールをちびちび飲んでいた時のことです。

チュッ……。

んっ。なんか頬に当たったな。

隣りを見ると、クラスメート女子のひとりが唇を近づけてきます。

なにー! アル子ちゃん……※仮名です。

キス魔だー!

そう、お酒に酔ったアル子ちゃんはクラスメートの男女見境なくキスをして回り、とうとう何も知らない僕のところへやってきたのでした。

ど、どうしよう。どうしましょう?

とうろたえている間にも頬にチュッチュチュッチュされています。

「お前はキツツキか!」

と彼女を突き放してもめげることなく接近してきやがる。

あああどうしよう手を握ってきた。すごい握力だよぉ……。

・クラスメートのオッサンが乱入してきた

そんな状況を一変させたのが、
クラスメート女子に口説きメールを送りまくってことごとく玉砕したと噂のオッサンです。
お酒によってその下心が抑えられなくなったのか、僕とアル子ちゃんの間に無理矢理割って入ってきたのです。
そして
「アル子ちゃんはしょうがない子だなぁ」などと言いながら顔を彼女へ近づけました。

口で行くの? 中年ってすごい! いや、さすがにそれは止めないと。
その時……

パーーン!

ここがアメリカだったら
「伏せろ! 銃声だ!」
と叫ぶ勢いの乾いた音が室内に響き渡りました。

・アル子ちゃん、オッサンに怒りの往復ビンタ

パーン! パーン!

パパーン!

ドン! ズドン!

おっさんが20歳の女の子にボコにされてる。

最初はビンタだったのが、途中から中段突きをまじえてのコンビネーション攻撃へと昇華されています。

どうやら、アル子ちゃんは

どんなに酔っても 自分が嫌いな人間はちゃんと認識できるようでした。

普段の行いって大事なんだな……。
勉強になりました。

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