本当は花火大会に行きたいんです……!はちきれんばかりの思いを女子にぶつけた結果

リア充の代名詞、「花火大会でデート」。
東京の花火はさぞ綺麗なんでしょうね!

※『じゃらん花火特集』。
全国の花火大会を検索できる!

「花火大会、いいよね。憧れちゃうなぁ」

そう声をかけてくれたのは、とても可愛くて素直な良い子でした。
こんな娘とこうやって話す機会なんて、滅多にあることじゃない。
にも関わらず、僕はこう思ってしまったのでした。

「人混み苦手だからなぁ」と……。

「じゃあ今度一緒に観に行こうか?」と誘うこれ以上ないチャンスだった。
そんな機会よりも「面倒」という感情の方が上回ってしまうとは……。

この件について、地元の友達に話すと

「あんたはそういう場に一緒に行きたい! と心から思える相手と出会えた事がないからだよ。寂しいヤツだね」

と今年一番の辛辣な言葉で刺されました。
そ……そんなことないもん!

僕だって花火大会に行ったことくらいあるもん……デートで!
ただ、何故かそのイベントは
「花火とクラシックの融合」とか言いだして、花火が打ち上げられている間、浜辺に用意された巨大なスピーカーから音楽が流れ続けていたワケなんですけど、

最後まで花火と音楽が融合しなかったから……。

そもそも音割れしてたし。
何これリハとかちゃんとしたの?

とか色々と心の中でツッコミが止まらなくて花火に集中できなかったから……。

「東京の花火大会はそんな事にならないって。とにかく綺麗だし、屋台の食べ物だって美味しいんだよ。それに、今回のデートで『花火大会は素晴らしい』という価値観に変わるよ、きっと」

友人がそこまで言うなら……。
僕は、冒頭の子と再び話す機会に、思い切って件の花火大会に誘うことにしたのでした。

そして断られました。

なんだこの話。
こうなったらひとりでも行くしかない。

どこかで花火大会やってないかなぁ……。

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