最近泣いていますか? 実は泣くことには様々なメリットがあって、育児疲れや仕事のストレスを解消する効果や、美容に効果があると言われています。
この記事では、10個の泣けるゲームを厳選して紹介。どのゲームも切なくなるストーリーで、泣けるものばかりです。ゲームで涙を流して、気分をスッキリさせてみてください。
君はどうして死んでしまったんだい?『彼女は最後にそう言った』
死んだはずの彼女から届いた一通の手紙……
「お祭りの夜 展望台で待ってます」
奇妙な手紙から始まる、不可思議な物語。村人から話を聞いていきながら、手紙の謎を解き明かしていくアドベンチャーゲームです。彼女の死に隠された真実を知ったとき、瞳から涙があふれてきます。
▲一通の手紙から、物語が始まる。手紙の真相が分かった時、驚愕の真実に心震える。
▲作り込まれたストーリー展開。胸が熱くなるエンディングに注目してほしい。
本当の彼女のため、愛する人を消す『多重人格彼女』
最愛の彼女は、13人の人格が宿る多重人格者。本当の彼女を取り戻すために、13人の人格を消していく恋愛ゲームです。
”彼女達”は一人ひとりが本当に魅力的。消すのをためらってしまいます……。永遠の別れの際に、彼女達が遺していくメッセージは、きっとあなたの心の中に深く刻み込まれる事でしょう。
▲本来の人格は「美咲」ですが、健気な「優美子」も幼げな「なお」も愛おしい……。
▲最後の別れの時が訪れる。お別れの言葉を告げるのが、胸を締め付けるほど心苦しい。
『多重人格彼女』の特集記事はこちら
愛するキミのためなら、宇宙の何処へでも探しに行くよ『Love You To Bits』
宇宙飛行士のコスモにとって、ロボットのガールフレンド「ノヴァ」はいつも傍にいる大事な存在だった。それがある日、不慮の事故によって、彼女の体のパーツは宇宙に散らばってしまう……。
宇宙を旅して、ノヴァのパーツを集めていくアドベンチャーゲームです。セリフは無いのですが、キャラクターの表情や仕草から、愛する彼女を失った主人公の心情を想像してしまいます。
▲宇宙船での事故により、目の前で彼女の体はバラバラに砕け散る……。ショックで呆然としている宇宙飛行士だったが、涙をこらえて旅に出ることを決意する。
▲惑星を旅して、パーツや思い出の品を集めていく。プレゼントをあげたときの彼女の喜ぶ姿……昔の楽しかった思い出が映像でよみがえる。
荒廃した世界でたった一人。孤独な男の物語『The End of the World』
この世の終末に、たった一人で生き延びた男性の孤独なアドベンチャーゲームです。
ビルの壁はところどころ崩れ、街は瓦礫まみれ。街の中には時計があって、タップしている間は彼女と一緒に過ごした思い出がよみがえります。最近別れたばかりの人には、胸に刺さるものがあるのではないでしょうか?
▲誰もいない世界で、ポツンと一人佇む。孤独と物悲しさが伝わってくる。
▲時計をタップしている間は、過去の光景が思い出される。二人でよく座ったベンチだが、今は彼女はいない……。
空飛ぶ男の子は、人々のために旅に出る『el』
不思議な傘を使って、大空を飛び回る横スクロールアクションゲームです。
特にストーリーが秀逸で、旅する中で色んな人に出会い、人々を救っていく少年の姿に心打たれます。「正義とは何なのか?」「人を救うことに意味はあるのか?」と深く考えさせる、哲学的なゲームです。少年の生きる意味を知ったとき、涙が頬を濡らします……。
▲傘でふわりふわりと浮かびながら進んでいく。物寂しげなピアノのBGMがセンチな気分にさせる。
▲人助けを続けていく少年。最後はハッピーエンドかと思いきや、衝撃的な展開が待っている。
親子の愛を再確認してみませんか?『サリーの法則』
絵本作家を夢見て都会に出るサリーと、陰ながら応援する不器用な父。2人の想いが交錯する、心温まるアクションゲームです。
娘と父親を交互に操作して、ゲームを進めましょう。サリーが進む道にはゲートがあるのですが、通ろうとすると自動で開きます……実は娘のためを思って、父親が開いてあげていたのです。必死に奔走する父の姿に、思わずうるっと来てしまいます。
▲サリーを操作するときは、タップでジャンプするだけ。目の前のゲートは、なぜか自動で開いていく。
▲実は父親が、娘のために道を作っていた。”家族の大切さ”を今一度考えさせるゲーム。
▲お父さんが危篤状態であることを告げられ、急いで実家に戻るサリー。それを見守るのはなぜか体が透明になっている父親……。
別れは必ずやってくるもの……『ミオの家のにゃんこ』
ペットを飼うと必ずやってくるのが、別れの時。ペットを愛せば愛すほど、その悲しみは耐えがたいものになってきます。
雨の中でさまよっていた子猫が少女と出会い、成長し、そして別れるまでの一生を描いた心温まるストーリーアプリです。どんどんと老いていき、やつれていく猫の姿に涙が止まりません。
▲子猫と一緒に遊んであげる。たわむれる光景にとっても癒される。
▲子猫目線のメッセージを見ることができる。死期が近づくにつれ、悲しくなってくる。
子どもの頃が蘇る。懐かしさにほろっと来る『昭和駄菓子屋物語』
小学校の校舎の匂い、好きな男子に告白した瞬間……大人になって思い出すと涙腺が緩んでしまいますよね。
手回し式のかき氷器など、昔なつかしい駄菓子屋を描いた放置ゲームです。ときどき子どもたちがくれる手紙の内容に、ついほっこりとしてしまいます。ノスタルジックな思い出に浸ってみませんか?
▲昔ながらの駄菓子屋の店内。子どもたちが集まってくるのが嬉しくなってくる。
▲子どもから手紙が送られてくる。優しい言葉にうるっと来てしまう。
おでん屋には人情話が溢れています『大江戸人情物語』
『昭和駄菓子屋物語』を提供している「GAGEX」から、もう一作品。こちらはおでん屋を舞台に、人情味あふれる話で涙をさそう放置ゲームです。
店主になってお客さんの愚痴をタップで集めていくと、少しずつ物語が進みます。お客さんが常連になると、ほろっと泣ける人情話が聴きだせるでしょう。
▲江戸時代にタイムスリップしたおでん屋が主人公。個性豊かなお客たちがやって来る。
▲お客それぞれの人情話が詰まったオムニバス形式。温かさに包まれた、ほっこりとするストーリー。
30年、人を待ち続けたロボットとの奇跡の出会い『planetarian』
ある戦争により、ほとんどの人間が死に絶えていました。そんなことは露知らず、30年間プラネタリウムで入場客が来るのを待っていたロボット「ほしのゆめみ」。
美少女型ロボットと、偶然迷い込んだ男の出会いを描いたノベルゲームです。「Key」が制作を手掛けていて、累計5万本以上を売り上げた人気作品のアプリ版となっています。ちなみに2016年9月3日には映画化されていて、ストーリーが本格的だということを物語っています。
▲「ほしのゆめみ」との初めての出会い。セリフの部分は音声もしっかり入っている。
▲美しい星々を眺める、幸せなひと時。このあと、思いもよらない結末が訪れる。
このように、スマホゲームには様々なジャンルの「泣けるゲーム」がたくさんあります。どの作品も切ないストーリーで、胸に刺さるものばかり。
さぁ、泣けるゲームで涙を流して、日頃のストレスを発散してみませんか?