YouTubeなどの発展に合わせてゲーム実況が盛り上がっていますが、中でもホラーゲームは人気ジャンルのひとつとなっています。そこで今回は、ゲーム実況と相性のいい良作ホラーを紹介していきましょう。青鬼などの超メジャーどころは除き、まだライバルの少ない掘り出し物的アプリを厳選しました。
新鮮な気持ちで初見プレイができるよう、恐怖シーンのネタバレをしないように紹介します。
『Lost Within』薄暗い廃病棟で、怪物とのかくれんぼ
数あるホラーゲームの中でも3Dビジュアルの美しさが圧倒的。純粋に動画としての見応えがある作品です。ゲーム内容は、廃墟となった病棟で得体の知れない怪物から身を隠すというもの。逃げ隠れするアクション要素の合間に謎解きを行い、先のエリアへと進んでいきます。
▲薄気味悪い廃病棟だが、映像としてはとても精巧で美しい。
▲病院の歴史を紐といていくストーリー性もあり、長編実況になっても飽きずに楽しめる。
実況ポイント
ロッカーに忍び込んで難を逃れるなど、かくれんぼ要素が多いのが特徴。静かになるシーンが多いので、感想など積極的にコメントしていきたいところです。
『心霊学校からの脱出』女子高生たちの怖くて笑えてセクシーな冒険
女子高生4人組が廃校を探索する、脱出ゲーム形式のホラーゲーム。3Dアクションゲームのようなダイナミックさは無いものの、要所要所でアニメーションが盛り込まれています。かわいいJKたちのギャグ要素に加えてセクシーショットも豊富。画的にもウケが良いでしょう。
▲行方不明になった親友を探すため、廃校を探索することになった主人公たち。
▲主人公についてきたお色気担当の生徒会長。
実況ポイント
ドキッとさせられる怪奇現象が頻発。リアクションをとる機会がたっぷりあります。味方か敵かわからない用務員オジサンなど気になる存在も登場。視聴者と一緒に謎解き・考察を楽しみましょう。
『ワザワイの夜』広いお屋敷に、メイドの幽霊がいるとの噂が。
屋敷を探索しながら必要アイテムを集めて脱出する、一人称視点の3Dアクションゲームです。映像的にも不気味ですが、サウンドにも注目。うめき声や、肉片でも踏んだのかと思うグチャッとした音が流れ、冷静さが徐々に削られそうです……。
▲視界がつねに狭いなか、何部屋もある洋館を歩き回って「魂」と呼ばれるアイテムを集めなければならない。
▲探索ゲームは行き詰まるとグダグダになりがちだが、本作は攻略と無関係なセリフやアイテムも多数散りばめられていて飽きにくい。
実況ポイント
ちょっとした攻略のアドバイスになりますが、本作はただ幽霊から逃げるだけのゲームではありません。こちらから幽霊を見つけ、うまく回避しつつ別の部屋に回り込むようなこともできます。
こう進むのはどうかな? と戦略をたてながら進めば、視聴者からツッコミやアドバイスをもらえそう。
『Murder Room』真正のサイコパス vs か弱い少女
殺人鬼のいる部屋から逃げ延びる脱出ゲーム。隣の部屋に殺人鬼がいるなど距離感が近く、すぐに殺されるため死にゲーに近い内容となっています。少女が工夫をこらして殺人鬼を出し抜くことに成功すると、してやったり感があって気持ちいいですよ。
▲この画像はモノローグではなく、本編のワンシーン。まだ気づかれてはいないが、すぐ目の前に殺人鬼がいるという恐怖。
▲ロック解除など定番の謎解きが多いが、フラグを立ててからでないと先に進めないなど凝った作りになっている。
実況ポイント
よくあるホラー脱出ゲームとの最大の違いは、時間制限があること。殺人鬼に見つかった後は、素早く行動をとらなければなりません。焦らせるBGMも相まってパニックになること間違いなし。このテンパりっぷりが盛り上がりをもたらしてくれます。
『友引道路』子供の人形が、どこまでも追いかけてくる。
サウンドを頼りにプレイするという、独特の遊び方をするホラーゲームです。ある道路を歩いていると、後ろから足音が……。歩いても歩いてもループし続ける道路で、人形から逃れつつ一定時間生きのびればステージクリアとなります。
▲基本操作は左右スワイプ。正面を向くと自動で歩き、左右後ろを向くと立ち止まる。
▲人形が近づいてきたら急いで懐中電灯を当てろ!
実況ポイント
人形の足音の大きさを頼りに、どれくらい近づいてきたかを判断します。この間のジリジリとした緊張感が凄まじく、プレイヤーの焦りと不安が視聴者を楽しませます。
ここでご紹介したアプリはストアでの評価も上々ですが、実況動画はまだそこまで多く上がっていないものや、有名な人には取り上げられていないものばかり。検索してきた視聴者を獲得しやすいはずです。
やってみたいゲームがあれば、ぜひ実況してみてください。ホラーゲームをきっかけにして、人気に火をつけたいですね!