長期休暇が取れたら海外旅行へ！ というわけで今回は、日本同様のスマホ利用が難しい海外で効果を発揮する「オフライン対応アプリ」をご紹介。通信しなくても、普段使うアプリと遜色なく利用できるアプリが目白押しです。海外へ行く予定のある方はチェックしてみてください。
目次
地図＆ナビアプリ
『MAPS.ME』
『NAVITIME Transit』
観光ガイドとして使えるアプリ
『Pocket』
『トリップアドバイザー』
『PATW』
翻訳アプリ
『Google 翻訳』
レートチェックアプリ
『Currency+ Lite』
トラブル対策アプリ
『Excuse Me English』
電波が使用できなくても、ナビ・ルート案内『MAPS.ME』
慣れない海外の地を観光する際に欠かせないのが「地図」。ですが、日本の電波が届かない海外では、いつも使っているマップアプリはまともに利用できません。
そんなときは、この『MAPS.ME』。事前に旅行先の地図データをDLしておくだけで、オフライン状態で利用できるマップアプリです。
オフライン地図といっても簡素なものではなく、細かい道やバス停や名所などもしっかり表示され、日常的に使うマップアプリと遜色ない情報量が特徴です。
しかも徒歩や自動車を使ったルート案内や、スポットを登録しておく機能も搭載。事前に行きたい場所を登録しておけば、すぐにルート案内をしてもらえるので、貴重な観光時間を消費してしまうこともありませんね。
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複雑な乗換も、日本のようにスムーズに。『NAVITIME Transit』
徒歩やタクシーだけでなく、旅行中に現地の鉄道を利用することも多いはず。そんな時に便利なのが『NAVITIME Transit』。
路線図から出発駅＆到着駅をタップすると、移動ルートをサクッと検索することができます。
もちろん細かい乗り継ぎや乗り換え時間のチェックも行うことができます。
オフラインでは時間を指定した検索ができませんが、ルートを画像で保存することが可能。あらかじめ予定がある場合は、出る前にホテルのWi-Fiを使って、使うルートの画像を保存しておくといいでしょう。
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アメリカの他に、19エリアに対応
紹介したアメリカ版のほかに、19のエリア（16ヶ国）に対応しています。旅先に合わせて、使い分けましょう。
アジア
中国（上海）/香港・マカオ/韓国/台湾/タイ/シンガポール/マレーシア/インドネシア/フィリピン
ヨーロッパ
イギリス/フランス/イタリア/スペイン/ドイツ/スイス/スウェーデン/ノルウェー/フィンランド
行きたい場所を記したWebサイトが、そのままメモ帳に。『Pocket』
通な地元の屋台や穴場スポットなど、ガイドブックには載らないような情報をWebサイトで集めている人もいるでしょう。
そうした情報収集に使ったWebサイトを、そのまま観光メモにできるのが『Pocket』。
使い方は、まとめたい記事を開いた状態で、ブラウザから『Pocket』を選択するだけ。
すると『Pocket』内に、Webサイトがまとめられます。
多少Webサイトのデザインを簡略化した表示になりますが、画像もしっかりと表示。事前にWebサイトのスクショを撮ったり、内容をメモ帳に写したりすることなく、海外でも自由にWebページ内の情報をチェックすることができるでしょう。
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スキマ時間も余さず観光！『トリップアドバイザー』
余裕を持ったスケジュールを組むことが多いだけに、予定時間より早く観光が終わることも……。せっかくの海外ですし、余った時間を無駄にしたくないですが、下調べなしに知らない海外の地を観光するのは少々不安です……。
そうした不意に生まれたスキマ時間で楽しめる観光スポットを発掘できるのが、『トリップアドバイザー』。
人気の観光スポットから通好みの隠れた名店まで……世界300以上の都市のスポット情報や口コミをチェックできる観光ガイドです。
また日本語で書かれた口コミが多いのも本アプリの特徴。「失敗した……」と思わないお店・観光スポット選びができるだけでなく、日本人観光客でも安心して訪れられるかどうかの見極めにも役立つでしょう。
本アプリをオフラインで利用するためには、事前に訪れる都市のデータをDLしておく必要があります。ですがデータの多くは20～30MB程度と少量。これなら日本とは違い、なかなか安定しない海外の公共Wi-Fを使ってのDLでも安心です。
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信用できるオフィシャル情報を、旅先でも。『PATW』
口コミも大切ですが、馴染みのない海外でやっぱり信用できるのは、観光地の公式情報。
この「PATW」は、世界中の観光スポットやホテルなどの公式パンフレットをチェックできるアプリです。
もちろん収録されるパンフレットは、すべて日本人向け。しっかりと日本語に訳されてわかりやすいだけでなく、写真主体の情報で旅先をイメージしやすいのもうれしいポイントです。
オフライン時の使い方は、マイページの「ダウンロード済み」から、見たいパンフレットを選ぶだけ。
事前に通信環境が整った場所でパンフレットを開いておく必要がありますが、特に時間がかかることもなく、電波を自由に利用しづらい海外でDLしても安心です。
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お店の外国語のメニューも、パシャッと翻訳『Google 翻訳』
観光スポットの入場券購入や交通機関の利用程度なら、ボディランゲージで案外どうにかなってしまうものです。
でも時には、意味の分からない外国語のメニューからテキトーに注文し、「頼むんじゃなかった……」と後悔することも……。旅行の楽しみである料理を満喫するためにも、アプリで外国語で書かれたメニューを把握しましょう。
この『Google翻訳』は、52言語に対応した翻訳アプリ。しかもカメラで写した文字を読み込み、日本語に翻訳することができます。
これならメニューに料理の写真がなかったり、外国語でしか書かれてなかったりしても、どんな料理かイメージしやすくできるでしょう。
また文字はカメラ以外にも、手書きで入力することも可能。
お店のメニューが、店主の味のある手書きの文字で書かれることもありますからね。手書き入力なら、難しい文字であっても書き写すだけで、柔軟に翻訳してくれるはずです。
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つい狂いがちな金銭感覚も『Currency+ Lite』で元通り
観光・グルメに並び、旅行の楽しみといえばショッピング！ でも「1ドル＝100円くらい？」のような大雑把な認識だと、「えっ、こんなに使ったの!?」と、自分の散財っぷり驚愕することも。
そんなときは、この『Currency+ Free』。入力した金額に応じて日本円に換算してくれるアプリです。買い物の度に正確なレートを把握しておけば、うっかり使いすぎてしまうことも少なくなるはずです。
しかも本アプリは、約150もの通貨に対応。3か国を移動する旅行といった時でも、一つのアプリで乱れがちな金銭感覚を正してもらえそうですね。
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万が一のトラブルでも、焦らず正しく意思伝達。『Excuse Me English』
観光程度の旅行では、まともに現地の言葉を話せなくても大丈夫。ですが「大丈夫」といえるのは、安全に過ごせた場合です。
日本に比べ海外は、治安や衛生面への不安が多いもの。タクシー料金を上乗せされたり、はたまた病気に見舞われたり……。こうしたトラブルに対峙するためには、適切に現地の言葉で対応することが必要です。
この『Excuse Me English』は、選んだメッセージを英語音声で再生してくれるアプリ。
収録されるフレーズも、「写真撮影は可能？」といったマナーから、「パスポートを失くしました」「救急車を呼んでください」といったトラブル用までさまざま。
旅行先で本アプリを使わないに越したことはありませんが、万が一の備えとして持っておいても損はありません。
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「オフライン対応」アプリで、初めての海外旅行もスマートに
観光スポットや移動ルート案内から、料理の注文やトラブル対策まで……旅行にまつわる大部分をスマホで管理することが可能です。これなら、初海外の方でも小慣れた旅を楽しむことができるでしょう。
でもアプリばかりとにらめっこしていては、せっかくの海外も台無しです。スマホはほどほどに、しっかりと旅行先の景色や雰囲気を楽しんできてくださいね。
それでは、良い旅を。