アルガンオイルって何?
すでに使っている人も多いアルガンオイルだけど、「今さらだけど、アルガンオイルってどんなもの?」という人もいるはず。
アルガンオイルとは、モロッコ南西部の砂漠地帯にのみ生育(生育はユネスコが管理)しているアカテツ科のアルガン樹の実から採取されるオイルのこと。アルガン樹の枝は多くのトゲを持っているため、実を採取するにもオリーブのように手積みすることはできず、落下を待って採取しているのだそう。
余談だけど、バラエティ番組などの海外映像で、ヤギが木に登っているシーンを観たことある人もいるんじゃないかと思うけど…あのヤギが登っている木がアルガンの木。モロッコのヤギはアルガンの実だけでなく葉や樹皮までも食べるそうで、昔は、ヤギが落とした実を人間が拾ってオイルを採取してたんだって!
では、どうやってオイルを抽出するかというと…実を乾燥させて、中にある仁(核)を取り出し、種を除いて焙じたら石臼で挽く(手絞りと機械絞りがある)ことでオイルを抽出させるみたい。結構、手間のかかる作業なんです。
アルガンオイルって何に効くの?
使われ方としては、「塗る」&「飲む」なんだけど、日本では「塗る」が主流。効果として知られているのは…
【肌】
乾燥を防ぐ
細胞の新陳代謝を促進
肌の保護と再生(アンチエイジング)
シミ軽減
【髪】
傷んだ髪の補修
保湿効果
スカルプケア
…というもの。「万能薬」ともいわれるだけあって、嬉しい効果ばかりだけど、本当にいいことだけしかない?
アルガンオイルに問題点は?
アルガンオイルの難点として考えられるのは、成分中のオレイン酸。「オレイン酸が入っていていい」という表記をよく見かけるけど、いいだけではない面も知っておきましょ。
ヒトの体の皮脂にはもともとオレイン酸が多く含まれているので、オレイン酸の入っているオイルを使うと馴染みがよいのは確かなのだけど、このオレイン酸が毛穴を広げてしまうということを資生堂さんが発見された模様。オレイン酸が原因で、毛穴がすり鉢状に凹んでいくらしい。
肌が乾燥しやすいからと、アルガンオイルなどオレイン酸を含むオイルを使用しすぎると、かえって肌の状態を悪くすることになるんだって。オイルで毛穴を開かせて、さらに肌に残ってしまったオイルが酸化して肌を傷め、炎症や色素沈着が!! 「シミを軽減させてくれるからアルガンオイルを塗りこまなきゃ!」と色素沈着部分にアルガンオイルを使用して、さらに悪化……ということもあり得るわけです。
どんなアルガンオイルを選べばいい?
いろんなアルガンオイルがあるから、どれを選べばいいのかが悩みどころ。手に入れられるアルガンオイルを大きく分けると、
- 手絞りか機械絞りか
- 精製されているかいないか
に分かれるみたい。それぞれどう違うかというと……
手絞り:受注生産用。挽くときに余計な熱が加わらないので上質なオイルになる。
機械絞り:大量生産用。機械により熱が加わるので、オイルの質が変化しやすい。
精製されていないもの:別名「生オイル」。有効成分が多く含まれるが、その分、不純物も多いため肌質によってはアレルギーを起こすことも。
精製されているもの:抽出したアルガンオイルから不純物などを取り除き、品質の安定をはかったもの。
肌に馴染みがいいし、さまざまな効果があるから使ってみて欲しいところだけど、肌の弱い人や子供に使う場合は注意が必要。
また、新鮮なアルガンオイルの特徴が、
- 水のようにさらっとしていてベタつかない
- ナッツ系の香り
- 薄い黄金色
なので、これに該当しないものは、オイルが酸化していたり状態が悪くなっている可能性大!
せっかくよい効果をもたらすこともわかっているアルガンオイルだから、アルガンオイルを悪者にしないためにも、アルガンオイルそのものと自分の肌状態をしっかり把握して賢く付き合っていきましょ。
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