そんな光景が我慢ならず、つい
「おもちゃを片付けてから次の遊びをしなさい!」
なんて叱ってしまいますね。
でも、実はこれ、出しっぱなしで遊んだ方が子供のためになるというから驚きです!
親は、使用したおもちゃを片付けてから次のものを出すようにしつけたいのが当然ですよね。
ですが、子供が夢中でおもちゃで遊んでいる時、これを中断してしまうのは、脳が鍛えられるチャンスを逃してしまっている可能性が高いのです。
■おもちゃに夢中の子供の脳は・・・
子供が大好きなおもちゃで夢中で遊んでいる時、思考力や創造力などがものすごい勢いで発達しています。
脳がフル回転し、頭が良くなっている真っ最中なのです。
そうしてしばらくして、飽きてしまったら「次はお絵かき!」と出しっぱなしで次に移りますよね。
このように次の遊びに移行すれば、脳の回転は止まりません。
こうして何時間もフル回転の脳を使って楽しく遊べば、頭がすっきりし、気分も良くなるのです。
脳も鍛えられて最高ですね。
■脳にブレーキをかけない!
夢中で遊ぶ子供を中断させて片付けさせるのは、車のブレーキをいちいち踏んでいるのと同じです。
高速道路でノンストップで走ると気分も良いですし、効率的に遠くまで行けますね。
ですがブレーキばかり踏んでいると、なかなか遠くに行きつけません。
せっかく夢中で遊んでいる子供に片付けを強要して中断されると、脳の回転が減速します。
そしてまた1から回転させるといことを繰り返さなければならないのです。
これでは脳も鍛えられにくいですし、気分もイマイチですよね。
■お片付けタイムにスッキリしよう!
いちいち片付ける必要はなくても、やはりしつけとしては片付けは必要です。
出しっぱなしのおもちゃで思い切り遊んだら、最後には必ず「お片付けタイム」を設けましょう。
夕飯の前、寝る前などのタイミングで、出したおもちゃをスッキリ片付けてしまいます。
その際にも、「何作ったの!?」「すごいね~」など、遊びを褒めてあげてから、「じゃあ、一緒にお片付けしよう!」という感覚で片付けてみましょう。
ただし、1つ例外があるので、これには注意しなければなりません。
中には、お片付け自体が大好きで、その都度、自分で片付ける子供もいるのです。
この場合には、お片付け自体も遊びの一環で、脳がしっかりフル回転しています。
そこで片付けちゃダメなんてことは、間違っても言わないようにしましょう。
子供が遊ぶ際には、徹底的に遊ばせること。
そして片付ける時には、しっかり片付けること。
けじめをしっかりつけることで、子供の脳が楽しみながら発達するのをサポートしてあげましょう。
出典http://mama.bibeaute.com/article/16111/
※画像は本文と関係ありません
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