ですが、言葉遣い、優しさ、片付けなど男の子よりも細かく注意される機会が多く、委縮してしまう子も少なくありません。
女の子のしつけで、特に注意しなければならない点としては、どのようなことが挙げられるのでしょうか?
例えば、片付けについて常に叱られてばかりいると、片付けるということと「恐怖」や「不快感」が結びついてしまいます。
すると、キレイでないことを恐れるようになることもあるのです。
これは潔癖症等の強迫性障害に繋がる恐れがあります。
片付けさせたいと思うなら、「キレイにしようね」といった声かけを行い、またできた時には「えらいね」と褒めてあげましょう。
こうすることで片付けが喜びの感情と結びつき、厳しく言い聞かせなくても片づけられるようになってくるのです。
女の子は、厳しくし過ぎると周囲の大人の顔色を窺い、空気を読むようになります。
すると主張できない、自分の意見が持てない子供になることもあります。
女の子は共感しあうコミュニケーションが多く、相手と違う意見を発することがトラブルに発展するケースもあります。
合わせなくてはならないと考える傾向も多いのです。
ただ、こういったことは親子の会話に気を付けることで、改善していけるのです。
◼︎女の子の意見をくみ取ろう!
相手も自分も、お互いに自分の意見を言いながら、ケンカをするわけではなく、その意見をすりあわせていく方法を「アサーション」と言います。
親子であっても、親の意見を子供に一方的に言うのではなく、子供の意見もくみ取って、さらにすり合わせていく努力をしてみましょう。
例えば、ご飯のとき。
「何を食べたい?」と意見を聞いてみてください。
そこで大切にしたいのが、中庸をとるということです。
子供が希望することを全て叶えるのは、自分の考えがどこでも何でも通用すると思い込む原因になります。
意見にしっかり耳を傾けたうえで、親の意見も述べ、間をとるのです。
自分の言葉で自分の意志をしめし、それを相手とすり合わせるという技術を、子供も自然に習得していくことができます。
ただし、親が子供の心を察しすぎてしまうと、先回りして子供の希望を叶えようとしてしまいますね。
するとこれは、表現力が育ちにくくなってしまいます。
手がかからない女の子には、その分しっかりと、発する言葉に耳を傾ける育児をしていきましょう。
出典http://mama.bibeaute.com/article/15313/
※画像と本文は関係ありません。
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