我が家はキリスト教でも何でもないから祝う必要がない!というご家庭なら心配は無用ですが、クリスマスにはサンタさんがプレゼントをもってやってくる、という子供たちの期待を裏切るのは親心として忍びないですよね。でもふと思うのが、そのサンタクロースの真実って何歳にどうやって伝えたらいいのだろうかと悩みます。
そこで、このサンタクロース問題を、お子さんに正体をばらそうか悩んでいるKさん(39歳 中2女と小4男のママ)のお話を踏まえて考えたいと思います。
■中学入学しても、いまだにサンタクロースを信じ続ける娘
Kさんの娘さんは、中学に入ってもいまだにサンタクロースがいると信じ続けている純粋な心の持ち主なのですが、そのことにKさんは、ほとほと困っているようです。
「娘が中学生になるまでサンタクロースを信じているなんて想定外でした。普通だったら、学校とかで吹き込まれて、プレゼントをくれている人の正体とかってばれるはずですけど、うちの娘は頑なに信じて疑わないのですよね。」
「娘のサンタさんへのお手紙の返事を英語で書いてから、本当にいるんだと思っているようです。」
「最近ではサンタさんへお手紙を隠して、親にもほしいプレゼントが何かを悟らせないようにしていて、プレゼントは何か探りをいれるのに一苦労なのです。サンタクロースの正体をばらさないようにするのも考え物だなぁと感じています。」
一方、小学四年生の息子さんは、すでに学校でサンタクロースの正体を聞かされたようで、未だに信じ続けているお姉さんを冷ややかなまなざしで見ているそうです(笑)
■サンタクロース問題①いつ正体を教えるか
自分の経験から話すと、6つ離れた兄がクリスマスに親から現金をもらっているのを目撃して、
子供心ながらなんとなく察したのを覚えております(笑)
当時、兄は中学3年だったので、親からお金をもらって好きなものを購入したのだと思います。
そのころ私は小3だったので、ショックはありませんでしたが、
あまり高学年や中学までサンタクロースを信じてしまっている子供だと、真実を知った時のショックが大きいと思います。
真実に気づいた時、子供が少し大人になった証だなと、微笑ましく待っていては良いのではと思いますが、良きタイミングを見計らって真実を告げるのも子供のためかもしれません。
■サンタクロース問題②正体がばれた時のフォロー
大人は、子どもに「嘘をついたらいけませんよ。」と教えます。
しかし、このサンタクロースを信じ込ませるという行為ははじめから「嘘」を子供に教えているのであり、子どもながらに親に騙され続けていたというトラウマを与えかねません。そういう時は、サンタさんの存在を借りて親がプレゼントを与えるサンタクロースシステムを使っていたんだよ。と教えましょう。
ちなみに私の友人は、クリスマスの夜にサンタ会おうと、寝たふりをして待ち構えていたら、
酔っぱらった父親がプレゼントを枕元に置いて去るのを目撃したそうです。
次の日父親に問い質したら、「飲んだ帰りに玄関でサンタクロースに会って急いでるから頼まれた」と言い訳をしたそうです(笑)
少々言い訳がましいですが、子どもを喜ばせたいとおもう親の気持ちは各国共通です。素敵なクリスマスをおすごしくださいね。
※画像と本文は関係ありません。
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