壮絶な痛みを乗り越えてやっと会えた赤ちゃんを、心の底からいとしく感じ「やさしいママになろう!」と決意を固めた方も多いはずです。
しかし… 子育てはそんなに甘くないもの。それもまた、親になって初めて体験し、初めて気づくのです。想像と現実の違いに愕然とし、自己嫌悪に陥る苦しさもまた、想像していなかった方が多数なのではないでしょうか。
■かわいい我が子なのに、衝動的に叩いてしまう…! いったいどうしたらいい?
乳児期は授乳やおむつ、抱っこや寝かしつけなど赤ちゃんの身の回りの世話を、主にママがすべて行います。そして、子どもの自我が芽生えおしゃべりを始める頃には、ますます手がかかるように。親の意思に反する行動や言動をするようになります。
家族のためにと思い、自分の時間をさておいて懸命に家事や育児、仕事を優先しているにもかかわらず、思い通りにいかない子どもの態度に思わず“パチーン!”と手が出てしまうこともあるのではないでしょうか。
叩くしつけはよくないもの。頭ではわかっていても、親としてはどうしても、心や体がついていかない時だってあるんです。子どもの年齢と親年齢はイコール。子どもが1歳なら親だってまだ1歳。うまくいかないことだってあるでしょう。
ですが親は”子どもを叩いてしまった…”という罪悪感からさらに自分を追い詰めます。子どもも、叩かれるくらいならと感情を押さえて言うことを聞く癖がつき、最悪の場合には“叩き叩かれる親子関係”が当たり前になることも。
■たった1分で気持ちが治まる魔法のかけ方、教えます!
どうしようもなくイライラする。そんな時は、とにかく黙って「ギュ!」と抱きしめてみてください。何も言わず抱きしめるだけで、どんなに暴れている子でも、どんなにイライラしている親でも、お互いがだんだん落ち着いてくるのです。
手を挙げてしまいそうなとき、そしてきついお説教をしそうになったとき、一呼吸おいてから抱きしめる… 使い古されたアイデアではありますが、効果はばつぐん。ワンクッションおくのが難しいなら、”自分がされて嬉しいなぐさめられ方”を思い出してみてください。
親子ケンカは永遠のテーマ。避けて通れないものだからこそ、少しでもお互いの傷を軽くしたくはありませんか。「ギュ!」の魔法なら、傷つけあう前に仲直りができます。ぜひ試してみてくださいね。
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