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◆ダイヤモンドブログ 最新映画情報「ハートブレイカー」10月29日(土)
ヒューマントラストシネマ有楽町ほかロードショー!

『ハートブレイカー』

INTRODUCTION

壊すのは二人の関係だけ、心ではない
僕はアレックス・リピ
今日は最悪。自分の心を壊した

男は、クールでユーモアに富んだ“別れさせ屋”。彼の仕事にはルールがある。
不幸な恋をする女性を真実に目覚めさせること。決して深入りはしない。
女は、自由奔放な女相続人。ショッピングとワインをこよなく愛する勝気な美女。
そんなふたりが“別れさせ屋”の仕掛け人とターゲットとして出逢ったとき、運命は思いがけない愛の悪戯を仕掛ける――。

『PARIS』『真夜中のピアニスト』など今やフランス映画界きっての若手演技派男優として国際的に活躍するロマン・デュリスと、歌手としてファッションアイコンとして、セルジュ・ゲンズブールやレニー・クラヴィッツ、シャネルとのコラボレーションで知られ、私生活ではあのジョニー・デップのパートナーとして全世界の注目を集めるヴァネッサ・パラディ。この2大スターが待望の初共演!高級リゾート地モナコを舞台に、これまでのフランス映画の枠を越えた、小粋でお洒落なロマンティックコメディの名作が誕生した。
ロマン・デュリス演じるのは、主人公の「別れさせ屋」アレックス。そして彼のターゲットとなるジュリエットにヴァネッサ・パラディ。フランス映画ならではのエスプリに満ちた会話の応酬とユーモラスなアクション、さらにワムの「ウキウキ・ウェイクミーアップ」や映画『ダーティ・ダンシング』といった懐かしの80年代アイテムを絶妙にブレンドさせながら、『ノッティングヒルの恋人』や『ラブ・アクチュアリー』を彷彿させる思いがけない出逢いにときめく運命的な愛のゆくえを、時に甘く、時に切なく演じ、その名コンビぶりは“現代版ケイリー・グラントとグレース・ケリー(『泥棒成金』)”(リベラシオン紙)とフランスマスコミで絶賛された。とりわけ、クライマックスとなるふたりの華麗な“ダーティ・ダンシング”は必見の愉しさだ。
共演は、ジュリエットの婚約者で英国人実業家のジョナサンに『ラブ・アクチュアリー』のアンドリュー・リンカーン。アレックスの“ビジネスパートナー”でもある姉夫婦メラニーとマルクに、『ミックマック』のジュリー・フェリエと『プチ・ニコラ』のフランソワ・ダミアンが爆笑必至のコメディリリーフぶりを発揮、物語をユーモラスに色付けしているのも見逃せない。
監督は、長年リュック・ベッソンの助監督を務め、本作で念願の長編デビューを飾ったパスカル・ショメイユ。大人のラヴコメディに本格的アクション描写を巧みに融合させたエンタテインメント性を、この初長編作に遺憾なく注ぎ込み、本国フランスでは公開から3ヶ月で400万人近い観客を集める大ヒットを記録するとともに、フランスのアカデミー賞といえるセザール賞では、作品賞&第1回監督作品賞をはじめ、ロマン・デュリスの主演男優賞ほか5部門で候補になるなど高く評価され、娯楽性と芸術性を兼ね備えた気鋭の新人監督と一躍、脚光を浴びた。

『ハートブレイカー』

また映画はオープニングのアフリカ、モロッコから、なだらかな山並みに沿って美しい海岸線が広がる風光明媚なモナコまで、一大スケールのオールロケを敢行。モナコの四ッ星リゾートホテル、モンテカルロ・ベイホテル&リゾートや09年の歌舞伎公演も記憶に新しいモンテカルロ・オペラ座など、世界の最先端トレンドの発信基地に相応しい有名スポットが大人のロマンスを鮮やかに彩り、観る者の眼を存分に楽しませるのは間違いない。
誰もが憧れる世界有数のリゾート地で繰り広げられるゴージャスな愛の奇跡は、素直になれない現代人の心に忘れかけていた愛のときめきを甦らせるはずだ。

『ハートブレイカー』

STORY

瞬時にして女性の心を虜にする“別れさせ屋”のアレックス
新たなターゲットは、青年実業家と結婚するジュリエット。

チャーミングな笑顔と思いがけない涙で、瞬時にして女性の心を虜にする“別れさせ屋”のアレックス(ロマン・デュリス)。彼にはビジネス上のルールがあった。それは、ターゲットは不幸な女性だけ。相手にその真実を気づかせ、誘惑成功と見るや、それ以上は深入りしない。ましてや肉体関係などご法度だ。
そんなアレックスのビジネスパートナーは、実姉のメラニー(ジュリー・フェリエ)とその夫マルク(フランソワ・ダミアン)の2人。メカに強いマルクはコンピュータを駆使してターゲットとなる女性の周辺情報を徹底的に洗い出し、変装はお手のもののメラニーは偶然を装ってターゲットとアレックスを引きあわせるという、“別れさせ屋”の頭脳ともいうべき存在だ。
モロッコで一仕事を終え、パリに戻ったアレックスの新たなターゲットとなるのは、ワインの愛好家で10日後にイギリス人青年実業家ジョナサン(アンドリュー・リンカーン)と結婚するジュリエット(ヴァネッサ・パラディ)だ。ジュリエットの父ヴァン・デル・ベック氏(ジャック・フランツ)は妻の死後、10年間断絶状態だった娘を自分の手に取り戻したいと願っていたのだった。こうしてアレックスたち3人は、ジュリエットが結婚式の準備のために滞在しているモナコへと向かう。
アレックスは、ヴァン・デル・ベック氏が差し向けた“ボディガード”としてジュリエットに接近するが、ビジネスマンとして成功を収めながらマフィアの世界にも通じる“汚い金”に染まった実父を受け入れることができないジュリエットには、アレックスの“10年の実績”が培った“別れさせ屋”としての手練手管はいっこうに通じず、むしろ手玉に取られてしまう。それでも、メラニーの変装による暴漢に襲われたジュリエットをアレックスが救出するという“定番の事件”をでっちあげたことをきっかけに、ジュリエットはアレックスの存在を認めるようになる。

『ハートブレイカー』

ようやくふたりの距離が近づき始めたかに思えた結婚式2日前、突然、イギリスからジュリエットの婚約者ジョナサンが現れ、自家用ジェット機でラスヴェガスに飛び、秘かにふたりきりで結婚を決行しようとする。あわや計画が台無しのアレックスは、必死で彼らを引きとめるが、いったん離陸したはずのジェット機が、あっけなく空港に引き返してきた。ジョナサンの両親がモナコに到着するという報が届いたのだ。ちょうど、ジュリエットの心にこの結婚に対する疑念が生まれ始めたのもその頃だ。 いよいよ結婚式前夜、ふつふつと湧きあがる不安に眠れぬままホテルのバルコニーに出るジュリエット。そんな彼女に、絶妙のタイミングを見計らって声をかけるアレックス。こうしてふたりは“独身最後の夜”、モナコの街でロマンティックな一時を過ごすことになる……。

『ハートブレイカー』

CAST&DIRECTOR

ジュリエット/ヴァネッサ・パラディ  Vanessa PARADIS

ジュリエットは権威主義だけどエネルギッシュな女性

――『ハートブレイカー』に出演を決めた理由は?

「脚本に魅了されたの。大笑いしたわ。いつもならドラマティックな脚本に魅かれるけれど、今回は監督のヴィジョンが好きになった。ロマン・デュリスがアレックスを演じるっていうアイディアも予想外で気に入ったわ。でも、いざ撮影が始まると、混沌とした内面を抱えたジュリエットを演じることに怖気づいたの」

――難しいけれど、やりがいがあったのでは?

「最初は少し心配だった。胸が引き裂かれるような悲痛な感情を表現することは怖くないけれど、この作品はアクションが満載で、台詞は正確である必要があったから。演技が過剰だと滑稽になってしまうので、抑制する必要があったわ」

――ロマン・デュリスとのダンスシーンに不安は覚えませんでしたか?

「かなりの練習とリハーサルが必要だってことは判っていたわ。でも、それと同じくらい、楽しみで待ち遠しいシーンでもあった。私たちは一所懸命頑張ったし、たくさん笑ったわ!」

――ジュリエット役にはどのようなイメージを?

「1940~50年代のハリウッド映画スターの雰囲気かしら。パスカル(・ショメイユ)は個性的でグラマラスな女性を求めていたの。私は彼女に権威主義的な面とエネルギッシュな面を織り交ぜたわ。衣裳もゴージャスで、フェミニンに見せるため、たくさんハイヒールを履いたおかげで、頭を上げて、お尻を左右に振り続けなくちゃいけなかった(笑)」

――ロマン・デュリスの演技をどう評価しますか?

「まるで、これまでずっとアレックスを演じ続けてきたかのように、その役柄のあらゆる側面を体現している様子を見て、感銘を受けたわ。彼は役を最大限まで押しあげるんだけど、それでいていつも演技を繊細に抑制するの。彼との共演は、とても心地良かった。ジュリー・フェリエとフランソワ・ダミアンも素晴らしかったし、彼らと撮影中の数ヶ月を一緒に過ごせたのは、愉しかったわ」

アレックス/ロマン・デュリス  Romain DURIS

アレックスの悪戦苦闘が観る者の心を揺さぶる

――最初に脚本を読んだ感想は?

「怯えたね(笑)。いや正直、映画とアレックスという役にたちまち魅了された。それまで僕はロマンティック・コメディに出演したことがなかったから、どのような映画になるかは監督のヴィジョン次第だと思って、真っ先にパスカル・ショメイユに逢いたくなった。話してみると、彼が僕の提案に、柔軟かつオープンに反応してくれる人物だと判った。傲慢な態度を取ったりはしないけど、自分が何を求めているかを熟知しているタイプの監督だ。実際、撮影現場でのパスカルの存在感は絶大だった。どのシーンでも彼は緩急を求めた。リズムと効果を高めるためにね。余計なものなど何ひとつなかった。彼の集中力は並外れていたよ」

――では、あなたから監督にはどのような提案を?

「僕は映画のロマンティックな要素を強く押し出したかった。だから、アレックスとヴァネッサ演じるジュリエットとの感情の邂逅をより印象的なものにすべきだと提案したんだ。『ノッティングヒルの恋人』みたいな“一目ぼれ”タイプのロマンティック・コメディと同じで、観客は“ああ、彼らはもうすぐキスするんだろうな”と予想していても、実際にキスをするとやっぱり感動するものだからね」

――アレックスを演じるのは難しかったですか?

「長年、僕は『真夜中のピアニスト』や“Persecution”、『PARIS』のように、深みがあってシリアスな映画に携わってきた。それらの作品では、僕自身のベストを注ぎ込む一方で、自分と向きあう時間も割かなくてはならなかった。でも、その姿勢はロマンティック・コメディでも変わらなかったよ。僕はアレックスを、女性たちに馴れ馴れしく話し掛けて、気のある素振りをみせ、生意気そうに笑う、自信たっぷりなジェイムズ・ボンドみたいな奴にはしたくなかった。彼は観客の心を動かすような、実は私生活では悪戦苦闘している人物として描く必要があった。僕は観客に、彼が別れさせ屋稼業を生活のためにやっていると理解してもらいたかった。この下準備なしに、僕は自由にアレックスを演じることはできなかっただろう。パスカルのキャメラの前では、僕はただ自分の直感に従うだけだった。撮影段階で僕が真剣に取り組んだのは、ヴァネッサとのダンスシーンだったよ。お互いを知るには最適の手段だったね」

――そのヴァネッサとの共演についてはいかがでしたか?

「それまで面識はなかったけど、いつも一緒に仕事をしたいと思っていた。僕は彼女を女優として敬愛していたからね。ジュリエットは最初、とても冷たくて、それから段々と態度を和らげていく。彼女の解釈はとても繊細だった。撮影の間中、僕らはお互いの話に耳を傾け、補いあいながら仕事をした。彼女はそういう稀有なタイプの女優だね」

監督/パスカル・ショメイユ  Pascal CHAUMEIL

監督にとって大切なのは、俳優たちの自由な創造力だ

――『ハートブレイカー』をどのような映画だと説明しますか?

「道徳的な映画とは言えないね(笑)。アレックスの社会的背景は、ジュリエットよりも恵まれていないから、社会階級についても触れている。そんな社会通念があっても、自分の直感に従うべきだというメッセージを伝えているんだ。アレックスのやり方は時に少し疑わしいけれど、彼の仕事は女性たちの人生の大事な選択の手助けをすること。だから結局、別れさせ屋は信念に基づいたアイディアというわけさ」

――キャスティングのポイントは?

「この映画はラヴストーリーだ。けれど僕は、そこに何かひと味違うセクシーなものを加味したかった。だから、ヴァネッサ・パラディとロマン・デュリスをキャスティングしたんだよ。ジュリー・フェリエも然り。ジュリーの魅力は、彼女がどのような役柄も演じ切れる才能というよりは、そのカリスマ性にある。活力に満ち、身体能力に優れ、驚きにあふれている。ジュリーは幾つかのシーンをコミカルなものにしたよ、我々の当初の意図とは裏腹にね」

――ロマン・デュリスに求めたものは何ですか?

「自然な魅力だね。全編を通して誘惑的なオーラを作りあげるなんてことはしたくなかったからね。同世代の男優で彼ほどのカリスマ性を持っている俳優は稀だし、(セドリック・)クラピッシュ作品での彼を見ればコメディの才能があることは明らかだ」

――ジュリエット役はヴァネッサ・パラディのために?

「ジュリエットを演じられる女優は、そう滅多にはいない。ヴァネッサは脚本を読んで、すぐに気に入ってくれた。女優としての才能に加えて、その美貌と画面映りの良さゆえに、彼女はアイコン的存在だ。彼女の存在感が、物語性を強めてくれたのは間違いないね。ジュリエットはどちらかというと近寄りがたい存在だけど、ヴァネッサはそこに彼女自身のミステリアスなところ、強さと脆さを付与してくれた。これまでよりも、さらにグラマラスな彼女を見ることができて非常に楽しかった!」

――監督として作品を作りあげるうえで意図したことは?

「僕の唯一の信条は、信条を一切持たないことだ。あらかじめ考えたアイディアなんて嫌いだよ。それが、すべての作品に通じる僕のスタイルさ。俳優たちと一緒にアイディアを模索して、彼らに演技の自由を与えるのが好きなんだ。彼らの創造力が僕には大切なんだよ」

『ハートブレイカー』

PRESENT

『ハートブレイカー』非売品プレスをプレゼント!

公開を記念して、非売品プレスをプレゼント!

提供数:5名様
応募締切:11月7日(月)10:00まで

プレゼント応募は終了いたしました。ご応募ありがとうございました。

『ハートブレイカー』
10月29日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにてロードショー
監督:パスカル・ショメイユ
出演:ロマン・デュリス、ヴァネッサ・パラディ、ジュリー・フェリエ、フランソワ・ダミアン
2010年/フランス・モナコ/1時間45分/カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル
原題:L’Arnacoeur  英題:HeartBreaker
日本語字幕:寺尾次郎
配給:熱帯美術館/配給協力:フェイス・トゥ・フェイス
www.heartbreaker.jp
(c)2010 YUME-QUAD FILMS / SCRIPT ASSOCIES / UNIVERSAL PICTURES INTERNATIONAL / CHAOCORP

『ハートブレイカー』