歌うということ
歌う機会が多いなあって思う。
ライブが増えて、その上レコーディング。
講演でも、
アカペラでいいから
歌ってくれと頼まれる。
世の中、三四六の存在も、
その三四六が
歌ってるのも知らない人が多いのに、
歌ってくれと言われる場面は、
いつも濃密な場面^ ^
最近、
番組でご一緒して下さった方が
急死された。
音楽が好きな、
ライブが生き甲斐な方だった。
その人生きていた間、奏でた音楽は、
どれくらいの人に届いたのだろう。
世界には、無名の人が奏でる音の方が
断然多いのです。
こういうことがあるたびに、
なんで自分は残されたのかと考えてしまう。
ラジオで喋り、
テレビに出て、
ものを書き、
講演して、
歌を歌う。
レコーディング中に
こんなことを考えるときは、
必ずと言っていいほど、
歌に何か見えないものが入ってくる。
不思議だな。
100万人に売れなくていい。
目の前の人の心に届くように
アルバムを作りたい。
世界中には、
目の前の人を幸せにする
誰も知らない歌で溢れている。