処女作
初めて訪れた高校に
東京から来て
まだ信州への造詣が浅かった僕は
度肝をぬかれた。
塩尻志学館高校
戦中からずっと
質の高いワインん造り続けている
たぶん日本唯一の高校。
あれからずっと、
この物語を書いてみたかった。
でも、そんな暇も力も
僕には当然なかった。
それから数年の月日が流れ、
信州でたくさんのお仕事を頂くように。
一昨年
塩尻市役所の方に出会い、その席で信州に恩返しがしたいという
僕の思いを伝える機会があった。
信州を盛り上げたい!
その思いは、塩尻市役所の職員を動かし、
今がチャンスと、
ワインガールズの物語を小説にしたいと
伝えた。
先方の答えは、
ひとつ返事だった。
書いて下さい!
応援します!
それから、
取材や、文献を読み
たて込むスケジュールの中で
必死に書いて来た物語。
様々な奇跡的出会いを受け、
まさに奇跡的に全国刊行が実現した。
改めて
感謝しかないです。
この物語が
塩尻、いや、信州の皆様に
楽しんで頂けたら
僕はもう、
この十数年間、お世話になったことを
少しだけお返し出来るかと、
幸せに思います。
小説処女作です。
拙い文力ですが、
どうぞ、よろしくお願いします。
3月9日刊行。
いみじくも
サンキューの日に^ – ^