[gtranslate]

2012年6月23日(土)

まただいぶ時間が経ってしまいました。

先週の木曜日の記者会見にて、
私のキックボクサーとしての初の試合が発表され、
そして前回の更新の続きを話してきましたが、

その話の内容もさることながら、30分近くに渡って一気に話したもんだから、
記者の方々には、記事にする作業に於いて、大変なご苦労を強いることになったと思います。

話が長過ぎて、要約して記事にするのが大変だよ!
何時間も掛けて、ようやく要約が終わったよ!

……なーんて苦情が聞こえてきてもおかしくないくらいの、
独演会と言っても過言ではないくらいの長話を、
延々とさせて貰ってきました。

でも、本当に久しぶりに楽しい会見だった。
あんなに楽しい会見、本当にPRIDEの頃以来じゃないかと。

あの頃に比べたら、会見に足を運んでくれる記者の人数も1/10くらいで、
もう昔からの知った顔のみって感じになっちゃったけど、
でも、業界がこんな状況の中、
しかも半分引退の選手の会見なのに変わらずに来てくれて、感謝、感謝です。
そんな記者の人たちにだからこそ、
あれだけ近い距離感で話をすることができたんじゃないかとも思うワケで。

ひとつの媒体でその全てをカバーするのは難しいだろうなと、
自分でも思うくらいのあまりにも長い話の内容は、

BoutreviewさんとKaminoge moveさんで、
ちょうど半分ずつ上手くカバーしてくれている形になっていたので、
ご覧戴ければ幸いです。
Kaminoge Moveは有料携帯サイトなのでリンクが貼れないけど。

そして、本日発売のGONG格闘技でも記事にしていただいていて、
そこでは更に長々と話をさせてもらっております。

このGONG格闘技の記事は、この活字に五月蝿い神経質な私が、
原稿チェックさせてもらうようになって初めてじゃないでしょうか、
一文字たりとも修正をお願いしなかったんです。

何て言うか、話したことをそのまま活字にしたからといって、
その真意が上手く伝わるかといったら、決してそうではないと思うんですよね。
活字にすることでニュアンスが変わって受け取られることって、往々にして起こる事じゃないかと。
話し言葉と書き言葉の間には、ある程度の差があると思うし。

そんなことを言う私なので、
これまでの原稿修正依頼回数では、
選手の中でも1、2を争うのは間違いないでしょう。
写真の修整をお願いしたことはないけど。
出来るものなら、それもしてみたいけど。

で、その修正を面白くなく思う記者の方がいても不思議はないのかなとは思うんだけど、
小生の修正にカチンと来たのか、
それとも時間が無かったのか、
はたまた何か別の理由があったのか、
数年前に、お願いした修正を完全に無視された状態で記事になっていたことがあって、
人の名前(私のではないけど)まで間違えられたままだったこともあって、
あれにはブッたまげました。

以降、自分の伝えたいことがきちんと伝えられないなら、
取材を受ける時間や原稿チェックの時間が無駄になるだけじゃんってことで、
そして、長くて暗いトンネルに入ってしまったことも重なって、
数多の(というと大袈裟だけど)取材依頼をお断りさせて戴いてきましたが、
今回は、受けて良かったなと思いました。

自分自身、今回はできるだけ修正する必要が無いようにと、
書き言葉になることを考えて、これまでよりも気を付けながら話したんだけど、
でも、それ以上に、
出来るだけこちらの真意が伝わるように文字にしてくれたんだろうなという、
そんな担当記者の方の気持ちが窺えて、嬉しかったですね。

そのGONG格闘技8月号も、夜露死苦押願い致しま忍。

以上、宣伝でした。


そして宣伝といえばもうひとつ。

明日、6月24日(日)20時からのニコニコ生放送、

ツクリテートーク@マルハンチャンネル

という番組に、高阪剛、長南亮の両氏と共に出演させていただくことになりましたが、
なんでもこの番組、生放送な上に、渋谷にあるオープンスタジオからの放送なんだとか。
つまりは、道行く人から丸見え状態のスタジオでやるってことで、
それがちょっと恥ずかしいんですが……

でも、人間離れしたコワモテ二人と一緒なので、心強いです!


すいません!


道行く人から多数投げられるであろう、
「あれ、誰?」って視線に負けずに2時間、
頑張ってきたいと思います。

思いっきり楽しみたいと思っている、残り少ない格闘技選手としての時間、
その初めてのお仕事なので、
生放送だけど、視聴者数も行っても数千人くらいだという話だし、
あまりブレーキを掛けずに、怖いもの知らずくらいの勢いで楽しく喋ってきたいと思います。

あ、でも怖いものあった。

一緒に出る御両名の御フェイス。


すいません!すいません!


兎にも角にも、
自分も楽しく、周りも楽しく、
そして見てくれる数千人のコアな格闘技ファンの皆様にも楽しんでもらえる、
そんな2時間のツクリテーの一人になれたら、小生、幸福至極に御座います。


と、今回の更新も長くなりましたが、最後に、

ここまで書いたり話したりしてきたライト級転向以降の話については、
とりあえず、こんな感じで一旦終わります。

本当は、まだまだたくさん書いたり話したりしようと思っていたんだけど、
コレまでのことを振り返るのは、もう別に今じゃなくてもいいやって心境になりました。
長いトンネルから抜け出せたことで、今は色々な幸せを感じることが出来ているので、
過去を振り返るよりも、その幸せをより満喫すべく、
いま出来ることを一生懸命にやりたいなと思います。

練習も、毎日複数回のトレーニングをしていながら、
ここ1ヶ月半で取った完全休養日は、たったの2日だけ。
自分でも不思議なんだけど、それでも出来ちゃうんです。
これまで19年格闘技をやってきたけど、
質、量ともに、今が最高の練習をしているんじゃないかな、
なんて思えるくらい、本当に、いろんな意味で若返った気がする。
こういうのを『回春』って言うんだろうな。笑

チャンドラー戦の前は精神状態が最悪で、
完全に不眠症になって減量だけで精一杯、
格闘家というよりは、単なるダイエッターとしか言えないような有様だったのに、
人間って、心の状態ひとつでこうも変わるものなんだなと、
いま、我が身をもって実感しているところです。

でも、今はこうやって幸せを感じていられるけど、
長くて暗いトンネルを通ってきた身としては、
またいつか、あの時間が来てしまうかも知れないという、
拭い切れない恐怖も心のどこかにあって。
経験者には再来しやすいって話も聞くしね。
だからこそ、今が幸せなら、
それを思いっきり満喫したいと思うんですね。

なので、話のネタとしてはまだたくさんあるんだけど、
今は今出来ることに集中します!

でも、話のネタはまだたくさんあるので、
2年前までKamipro Moveで書かせてもらっていたようなコラムの執筆依頼は、
連載・不定期問わず、随時募集しております。
ので、ご興味を持たれた媒体の方は、是非ご一報ください!

そしてこのブログも、また昔みたいに更新して行こうと思っています。
コメント欄も再開しようかな。
一番楽しかった、あの頃のように。

と言うか、このブログを携帯(スマートフォン以外のね)から見ると、最後に、
「×コメント停止中」
って出るんだけど、コレが結構嫌なもんで。

コメント機能はありますが、現在は事情があって停止しています

的な、なんかネガティブな響きに聞こえません?
まぁズバリその通りだっただけに、それがホント嫌で嫌で。

そんなことも含め、また近いうちに更新します。


数回に渡り、決して楽しくはない長文にお付き合い戴き、
どうもありがとうございました。


Diamondo Blog イチオシ芸能ニュースもっと見る

ピックアップブロガーもっと見る


インタビュー特集もっと見る

 

プロフィール

プロフィール写真

郷野 聡寛(ごうのあきひろ)
体格:176cm 78kg(試合時体重70kg)
経歴:第4代全日本キックボクシング連盟ヘビー級王者、PRIDEウェルター級GP2006第3位
プロフィール詳細

このブログの更新情報が届きます。

QRコード

ブログモバイル版

文系総合格闘家
郷野ブログ
http://www.diamondblog.jp/
official/akihiro-gono/

最新記事

カレンダー

2012年6月
« 5月   8月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

文系総合格闘家 郷野聡寛アーカイブズ

カテゴリー

link

オススメショッピングサイト

出演依頼

出演依頼

ダイヤモンドブロガー