2003年8月31日
格闘技選手生活22年、俺がこれまでに受けてきた金的は、その数、ダメージの総量ともに、きっと世界でも断トツのトップだろうなぁ。
デカいから受けるのか、受けるからデカくなるのか。
難しい。。。
つーか、そんなんで世界一になっても全然嬉しくねぇわ!
……いや、それでも世界一だったら嬉しい……かな?
例え何であろうと、世界で一番になんて、なかなかなれるモンじゃないもんな……
難しい。。。
前にもどこかで書いたような気がするけど、2003年8月、パンクラス両国大会でのニルソン・デ・カストロ戦。
激しく金的を蹴られ→そのダメージで試合続行不能になり→担架で控室に運ばれ→その場でドクターに下を全部脱がされ、仰向け開脚で応急手当を受けている俺の負傷箇所を見た石川 英司は、思わず叫びました。
「うわ!デカいんだか腫れてんだか分かんねー!」
あれから13年。今、初めて答えよう。
英司、両方だ。。。
そんなカストロと、2年前のブラジル生活のときに11年ぶりに再会。
「あんとき激しく蹴られてサイズアップしたお陰で、良い人性送らせてもらってるぜ。ありがとな!」
と、礼を言ったとか言わなかったとか。。。(言ってない)
あの年のパンクラスのラウンドガールが、郷野聡寛22年の選手生活の中で2番目にド真ん中で(1番は言わずもがなの菜々緒ちゃん)、更にはテレビ中継のゲストでワカパイも来てて、うおー!よっしゃイイトコ見せたるわー!って超気合い入ってたのに、開始僅か30秒でコチンを蹴られて担架で退場という。。。
2003年8月31日日曜日、コチンで物を考えるとロクなことがないということを学んだ日。
写真は、
パンクラスオフィシャルサイト
http://www.pancrase.co.jp/
BOUTREVIEWさん
http://www.boutreview.com/2/
より、お借りしました。