明日(今日)
変な時間に目が覚めて、こうしてブログを書いています。
15歳の秋に地元旭川の高校を辞めてしまい、当時はよく、これくらいの夜中まで起きていたのを、ふと思い出しました。
それまでは部活漬けの毎日だったので、朝まで起きているということ自体が、自分にとって新鮮でした。
両親の気持ちを考えれば、本当に申し訳なかったと胸が痛いのですが、それは今でこそわかることであって、あの頃の身勝手な僕が察するはずもありません。
いや、身勝手なのは生まれた時からずっと変わっていないのかもしれないけれど。
いつか我が子を授かるとして、「もう学校にいきたくない」と言われたら、どう答えてあげるのが正しいのかわかりません。
ひどい苛めに遭っているということでもない限り、とりあえず、反対や説得は一度してみるような気はします。
“もう学校にいかない”という選択が、音楽と出会うきっかけになったから、また身勝手な発言をしますが、この道を選んでよかったなと感じています。
なので、考え直すよう我が子に促したところで、説得力はないでしょうね笑
音楽は、僕の人生に素晴らしい経験を与えてくれています。
よい夢の途中で目が覚めた時、また戻りたくて眠ろうとしても、その続きを見ることはできないですが、起きている間も夢を見続けている僕は、もしかすると夢の棲家の住人になれたのではないでしょうか。
こんなことを考えているうちに、そろそろ朝が訪ねてくるようです。
東京の朝と故郷の朝はちがうけれど、15歳の朝と今日の朝は変わりません。
数え切れない光景と人が通り過ぎて、消えていきましたが、ほとんどを忘れていませんよ。
おはようございます。おやすみなさい。
また明日(今日)。