(no title)
いろんなことがありすぎて、1日が、1週間が、1年が、濁流のように過ぎていきます。
大好きな雪国を離れる決意をして、僕たちは日本の首都に居を移しました。
ファンでいてくれる人たちに伝えるべきことではないのかもしれないけど、札幌時代には見えなかった壁に何度もぶつかり、実際、解散の危機にも直面しました。
「もう終わりかもな」って、何度思ったことでしょう。
今のところ有名なバンドではないですが、曲がりなりにも僕たちの音楽に先行投資してくれるマネジメントがあり、未来を信じてくれるスタッフがいるプロなので、ただひたすらにたのしくやる季節は幼い頃の柔らかな記憶のように、アルバムにしまって二度と開かないし、自ら訪ねるつもりもありません。
ツアーで数日宿泊する東京と、暮らす東京は全然ちがいます。
札幌の温かさと、東京の冷やかさが同じ温度であるはずがない。
解散の危機を乗り越えられたのは、グチャグチャに殴り合い突っ伏した地べたを舐めても見上げた夜空に夢を描けたからなのだと思います。
5人のメンバーが、なにを感じ、なにを思い、なにを伝えようと音楽を演奏するのか、これから発表していく作品とライブで感じ取ってもらえれば、心の底から嬉しいです。
おたのしみに!
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