大統領の執事の涙を見た
までホワイトハウスの執事として仕えた
人の実話の作品。つい50年ちょっと前の
アメリカは大半が黒人を撃ち殺しても
罪に問われ無い野蛮で愚かな国だった。
勿論我々日本人もColoredだから差別の
対象で僕が遊びに行った70年代も差別
はあって僕も多少体験した事がある。
まぁ奴隷から始まったアメリカでの歴史
をしょわされた彼等黒人の思いは簡単な
モノでは無いだろう。その執事の長男は
大学に進みフリーダムライダーズやら
キング牧師やマルコムXに至りはては
自ら公民権運動に、身をとおじ政治家に
なる。政治に関心を、示せない父親と
若い息子は当然すれ違いの人生を歩む
大きな悲しみや屈辱を乗り越え表面的には
真逆な生き方をした彼ら親子はお互い向か
い合いデモに出る。オバマ大統領が当選
した時にホワイトハウスに呼ばれる父親の
姿はなんとも言えない歴史を生き抜いた
人の姿だった。良く親の背中を見て子は
育つと言うが僕でも見たい背中であった。
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