あなたを抱きしめる日までを見た
この愛と無駄な正義のせめぎ合いで最後
に愛が勝ったと言う嬉しい実話だ。
ここに出てくる様な宗教に関わらず
狭い偏見に満ちた正義はどこに属する
モノで有れ愛を受け入れられず己の
正しさを無駄に主張する不毛なエネルギー
だ。そこには再生や新たな世界を切り開く
力は無い、しかしこのお母さんは50年後に
勇気を持って離れ離れになった息子を探す
のは素晴らしい。そして息子と愛で繋がっ
ていた事を確認出来たのは嬉しかった。
愛と言う力は教養とかとは当たり前だが、
関係無くいくらでも力強く成長出来る
様を見れたのも嬉しかった。こんなに
お互いを思い合えていた運命の親子を
地上に送り出した神の思いには共感すると
共に灯台下暗しとは良く言ったものだと
この修道院に携わっていた人々と愛の神
との距離の遠さには呆れるばかりだ。
神を宗教で捉えようとする愚かさは歴史
を通していつも思わされる。
見た目は不幸な親子かま神が決めた
運命を通し神に選ばれ愛されていた事が
嬉しい。私はあわれみを好みがいけにえを
好まない。と言ったのが自分達が崇めて
いる神だと気付かないでは愛は分かるまい
。彼等宗教家よりこの親子の方が遥かに
幸せだから非道なシスターに対し、貴女を
赦しますと、あの母親が言えたのだろう。
愛は美しくも力強かった。
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