BREAKTHROUGH（ブレークスルー）
『現状維持(げんじょういじ)では
何も変わらない。
常識の殻(から)を破ることが
新たなスタートである』
以前が好かったからといって、
今回も好いとは限らない。
要するに、
同じことを繰り返していても、
埒(らち)が明かない。
環境が目まぐるしく
変化して行く時代である。
「昨日の友は今日の敵」
ということわざもある。
人も、また、あなたも、
これからの先が
如何なるかは分からない…
「一寸先は闇」
ということばさえある。
周りの人たちが
同じ様に答えているからといって、
あなたまでもが
その様に答えることはない。
人は人であり、
あなたはあなたなのだ。
常識通りに物事を遣っていれば
それでいいのかというと、
そうではない。
非常識と言われても、
己の中にときめく思いを
勇気をもって
表現して行くことである。
マンネリズムの習慣は、
知らず知らずのうちに
人の心を支配して行く…
それはあなたの中に秘められている、
野性的感性を
眠らせてしまうことでもある。
殻(から)を破ることである。
すなわち、
BREAKTHROUGH(ブレークスルー)
すればいい。
人が右といえば、
左に向かってみることも
実は大事な発想の転換になる。
YESと誰もが言うなら、
自分はNOだと言えばいい…
十把一絡(じっぱひとから)げで
みんなと一緒というのは逆に、
排他的(はいたてき)な考え方である。
「クリエーション(創造)とは
不可能に挑戦し、それを乗り越えて
新しい現実を創り出すことだ…」
とピカソは語っている。
また、夏目漱石は、
「四角の世界の中から
常識の名のつく一角を摩滅し、
三角の中に住む者を
芸術家と呼ぼう…」
と語っている。
更に、
「芸術は爆発だ…」
で知られる岡本太郎は、
「四角の額(がく)から飛び出す様な
不変性を感じさせる絵を
表現することだ…」
とも言っている。
THE BIBLEには、
「大いなる方は
実にそのひとり子(JESUS)を
与えるほどに
世(あなた)を愛された…」
とある。
魂のロッカーの誕生と
十字架の出来事は、
常識や知識だけでは
理解することができない
非常識といえるハプニングであった。
十字架に架かり、死なれ、
よみがえられたJESUSの生き様こそ、
BREAKTHROUGHの源でもある。
さあ、WALK ACROSS TAIWANも
いよいよ最終日である。
痛みに耐え続けてきた今回の行進は、
今迄に味わったことのない
体験でもあった。
今日の一日も自分にとっては、
BREAKTHROUGHの日である。
最後の最後まで
一歩一歩進んで行くだけである。
あなたの今日の一日が、
己の殻を破れる一日であります様に…
『世間体や常識という
舞台の上で踊らされる
操り人形に成り下がるな』
アーサー・ホーランド
2016.7.20
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