SENSE（感性）
『感性は常識の領域を越える』
「より早く…」
と言われても、
人には人それぞれの
ペースというものがある。
｢みんなと同じ様に…｣
と言われても、
人は機械ではない…
また、
「誰もがやっている…」
と説明されても、
誰もが同じなのではない。
たとえ、
「これは世の常識だ…」
と説得されても、
納得がいかないものは
いかないのである。
そして、
「世間体を重んじるべきだ…」
と言われても、
「俺はその様に思えない…」
という気持だってある。
人は人であり、己は己なのだ。
心が進まないことをやれと言われても、
できないのである。
「強情だ…
また、傲慢だ…」
と言われても、
誰かの言いなりなればいい
ということではない。
魂のロッカーは、
「真理はあなたを自由にする…」
と語っている。
見えないものを
｢真理だ…｣と言われても、
分からないことを無理に
｢分かった｣とは言えない。
あなたにとっての真理は、
あなたが今、正直に感じる
喜怒哀楽なのだ。
悲しいのに
悲しくない様に振る舞うのは
偽善である。
心が飢え乾いているのに、
「歯を食いしばって頑張ればいい…」
ということでもない。
THE BIBLEは永遠のいのちを、
また、救いを得るには、
幼子の様に素直になることの
大切さを語っている。
また、親鸞は、
「直心、これ菩薩(ぼさつ)の
浄土(じょうど)なり…」
と語っている。
すなわち、正直な心こそ
救いを得る秘訣なのだ。
幼子は淋しい時には
淋しさを素直にあらわし、
悲しい時は
涙を流して悲しむのである。
JESUSは
「悲しむ者は幸いである。
その人は慰められるから…
また、心の貧しい者は幸いである。
救いの祝福、またいのちの豊かさは
その人のものだから…」
と謳っている。
悲しみも、また怒りも、
そして憂いも、自らが素直に
それらを認めて向き合う時に、
影が光の存在へと導いてくれる様に、
あなたに慰めと安らぎ、
また喜びが与えられていることに
気づかせてくれる。
故に、心配することはない。
先ずは自分に正直であれ。
反省はしても後悔することはない。
己の非を認めても、
責め立てることはない。
其処から勇気を出して、
一歩踏み出せばいい…
どんなに険しい道のりであっても、
あなたが踏み出すその第一歩が、
目の前の道を切り開いて行く…
今日という日があなたにとって、
恵み深い存在が傍らにいることを
気づかされる日となります様に…
『素直さは
あなたがひとりではないことに
気づかせてくれる』
アーサー・ホーランド
2017.1.13
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読みどころ満載の内容となっておりますので、
どうぞご覧ください。
