EASYGOING（気楽）
『一寸した間をとって
気を楽にするといい』
気を楽にと書いて気楽と読むが、
あなたも今日を気楽に生きることだ。
それはのんびりすることであり、
のんきな様を意味する。
浮世に吹く風は心配をあおり、
また生きることは
苦労の連続でもある。
そんな時は一寸でものんきになって
世間に対して馬耳東風、
またどこ吹く風であればいい…
何でも彼でも真剣になり過ぎると
疲れ果ててしまう…
好い加減の匙(さじ)加減を
己の経験を踏まえて持つことである。
失敗は成長のもとであり、
挫折はあなたがもう一皮むけた
魅力的な存在になるために
あると思えばいい…
色々あるのが人生であり、
問題や試練は
火によって精錬されて
輝きを放つ金のように、
あなたが更に
魅力的になるためにある。
心配無用である。
今日の今を問題の只中にあっても
自分を見失わずに生きることだ。
偽善を装って人の目を気にする己は、
｢世間体や常識｣という
宗教に似せて造りあげた
魅力のない偽った偶像の姿である。
媚びる必要などない。
天に意識を向けて生きることだ。
背負うことのできない問題は
大いなる存在に明け渡し、
委ねるといい。
物や事には価値があっても、
あなたには尊厳があることを
忘れてはならない…
大いなる存在の目には、
あなたは高価で尊く、
また、こよなく愛されている。
今日という日があなたにとって、
大いなる存在が
あわれみと恵みをもって
自分を見てくれているという視点で
己を見ることが
できる日であります様に…
『心配するよりは気を楽に…』
アーサー・ホーランド
2017.3.2
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