BALANCE AND ORDER（バランスと秩序(ちつじょ)）
『心は宇宙である。
故にバランスと秩序は不可欠』
売りことばに買いことば…
ああ言えば、こう言う…という様に
考え方や事のやり方の違いは
誰にだってある。
人の言動や行動は、
その人の心の中にある
価値観のあらわれである。
魂のROCKERは、
「心に満ちているものが
外側にあらわれる…」
と語っている。
また、ソロモンは、
「心に喜びがあれば顔色をよくする…
しかし、心に憂(うれ)えがあれば
気はふさぐ…」
と謳っている。
建前に本音、
また、顔で笑って心で泣くのも、
世渡り上手な人間が身につけた
娑婆での業である。
「知に働けば角(かど)が立つ。
情に竿(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈(きゅうくつ)だ…
とかくにこの世は住みにくい…」
と夏目漱石も
著書『草枕(くさまくら)』の
冒頭で語っている。
何でも思っていることを
言えばいいのではない…
然れど、堪忍袋(かんにんぶくろ)の
緒(お)が切れるという、
我慢(がまん)の限界を
感じることもある。
｢男は黙(だま)って背中で語れ…｣と
昭和(しょうわ)の粋(いき)な生き方を
実践しようとしても、
凡人は野暮な生き方へと
流されてしまう…
何かを言い過ぎるのも問題になるし、
言わなさ過ぎるのも、
これまた問題になる…
然れど、
人の顔色をうかがってばかりいると、
己が惨(みじ)めになってしまう…
妥協なのか適応なのか…と
世の常に流されず、
没頭(ぼっとう)と葛藤を
くりかえしながら、
理想と現実の狭間でもがいている限り、
人は己を見失ってはいない…
JESUSは、
「心を騒がせない様に…
大いなる方を
また、わたしを意識するといい…」
と語ってくれている。
今日という日があなたにとって、
宇宙に秩序をもたらす方によって
心に静寂(せいじゃく)を
味わえる日となります様に…
『人はアンバランスに生きてしまう故に
バランスを求める』
アーサー・ホーランド
2017.8.16
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