ENJOY AND TASTE（楽しんで味わう)
「今日を味わって生きることは魂を
健やかにする」
「良く噛んで食べるんだよ…」と
急いで飲み込む様に食事する孫の俺を
見ながら祖母は優しく
注意してくれた。
日々の生活も荒れていては
丁寧な仕事は出来ない…
心に満ちているものが外側に
あらわれてしまうのである。
忙しくすればよいのではない。
流し込んで行くのではなく、
良く噛み締めて味わう事である。
焦って事を成しても呆気（あっけ）
なくやっただけの事である。
「味わう」すなわち
「ENJOY」楽しむことである。
「食（しょく）」とは人に良いもの
と書くが、職（しょく）をもってする
良き働きも先ずは自分自身に
良いことをしてあげることを
忘れてはならない…
THE BIBLEには
「初めに大いなる方は天と地を創造された…
それをみて良しとされた…」
とあるが、芸術の源である方は
混沌（こんとん）とした闇の
画布（カンバス）にいのちある
ことばの筆によって宇宙また自然界を
描いてくれたのである。
其処には愛と恵と誠に満ちた
心使いまた優しさそして、
しなやかさが伴っている。
見える自然界を通して大いなる
存在からの人を持て成し魂を揺さぶる
スピリットが流れている…
そのスピリットを感じとるには
「慌てて急がない。
また、焦って忙しくしない」
静寂のひと時が必要である。
「静まってわたしがあなたを
愛してやまない存在であることを
知りなさい…」
ということばもあるが、
まずは己の魂が今日を楽しめるために
あなた自身が己と向き合い創造主なる
大いなる存在と繋がっている事を
覚えることである。
詩篇に
「幸いな人よ…
その人は水路のそばに植わわった木のようだ…
時が来ると実がなり、その葉は枯れない…
その人は何をしても栄える」
と謳っている。
今日という二度とない日を楽しみ
また味わいながら歩めます様に…
『慌てずにじっくり味わうといい』
アーサー・ホーランド
2017.11.11
