『WHO YOU ARE (あなたという存在)』
「すべてはあなたがあなたという
存在に出会えるため」
思い通りに行かないことはある。
しかしそれで終りではない。
失望をすることはある…
でも、「もう駄目だ…」ではない…
嫌なことや、予期しないことが
起こってしまうのが人生である。
全てが己の思い通りになるなら、
こんな楽な人生はない…
いや逆に上手く行かないから、
人は成長し、また文明また文化も
進歩を遂げて行くことができる。
生きるということは、己の存在価値に
目覚めさせられて行くことでもある。
「失敗は成功のもと…」とあるが
人は挫折することによって自分と向き合わされ、
己の中にある可能性に気づかされる。
終りではなく始まりであり、
危機こそ好機である。
また無理ではなく可能であり、
絶望は希望への窓口なのだ。
「我思う故に我あり」
とデカルトは語っている。
人は誰であれ
「自分はどこから来て、何のために生きて、
どこへ行くのだろうか…」
と人生の中で一度は問うことがある。
自分の存在を疑う自分自身こそ
自分が存在することを証明している。
自分の中で起こるすべての出来事は
あなたが今、存在していることに
気づかせてくれる。
あなたは偶然に、ここに居るのではなく、
摂理によって今、ここに在(あ)るのだ。
あなたが祝福されていて、
その祝福を周りの人たちに分かちあって
行ける者として
存在していることを忘れない様に…
魂のロッカーは
「あなたの光を世に輝かせ、
あなたの生き方を通して多くの人が
『わたしは在(あ)る』
と言われる方に気づけるようになる…」
と語っている。
今日という日が、あなたにとって
ピンチが己の存在価値を知るチャンスの日
となります様に…
「人生は己の存在価値に
気づかされる旅である」
アーサー・ホーランド
2017.11.30