『STOP FOR AWHILE』 (ちょっと立ち止まる)
「己を見失うほど忙しく生きることはない…たまには立ち止まるといい。」
焦る必要はない…じっくりゆっくり挑めばいい。
人は必要以上に急かされて生きている。
運転でスピードを出しすぎると違反になり、ペナルティーを受けるのは世の常である。
されど浮世では人が忙しく仕事をしていることが美徳とされ、
「働かない者、食うべからず」、という価値観が浸透している。
むろん仕事がいけないわけではない。
だれであれ、この世に偶然に生まれてきたわけではない…
摂理によって生まれてきたのである。
「仕事」は仕える事、と書く。
仕えられるべき存在が弟子たちの足を洗って
仕える者となった魂のROCKERは、
「仕えられるよりは仕えるほうが幸いである。
偉くなりたければ仕える者であれ。」
と謳ってる。
偉そうに振る舞うより、真心をもって仕えて見ることだ。
あなたには天からの才能が与えられている。
あなただから、またあなたゆえにできることがある。
まわりの言うことだけを聞くのではなく、たまには己自身の思いに
耳を傾けてあげることだ。
己を無視して生きることは本質を無視して生きることでもある。
古代ギリシャのアーチェリーの競技では、
矢が的を外した距離を計る言葉を「ハマルティア」、
すなわち罪(的外れ)と呼んだのである。
人はだれであれ的を外して生きている罪人なのだ。
「真理はあなたを自由にする」と語ったJESUSは,
的を外していきるあなたに本質と繋がって生きることを
可能にするために十字架にかかり、死なれ、よみがえってくれたのだ。
本質と繋がることは無限の愛と繋がることだ。
その愛によってどんな仕事にも必ず意味を見出せるようになる。
今日という日があなたにとって本質と繋がっていることを意識できる日となりますように…
「焦っても仕方がない。落ち着いて愛されていることに気づけ。」
2020年 2月 1日 土曜日
アーサー・ホーランド