『BE WISE』 (知恵)
「己の愚かさを知ることこそ知恵」
いろいろな人が何かをわかったかのように言う。
しかし、実のところ、何もわかってはいないのである。
何かの専門家といってもその分野に長けているだけであって、
人生の生き方を知っているわけではない。
THE BIBLEには
「いと高き方は、高ぶるものを退け、へりくだるものに恵みを
授ける。知識は人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てる。」
とある。
己の弱さ、また愚かさと向き合える者こそ、
どんな知識人にも勝る知恵をもって生きている。
知識や学問を得たからといって、知恵ある生き方を習得したわけではない。
頭がいいから日々を豊かに生きていけるわけではない。
地位や名誉があるから悩みがなくなるわけではないし、
数字やデータを出せるから物事が解決するわけではない。
詩篇の詩人は
「愚か者は心の中で神(大いなる存在)はいないと言っている。」
と謳っている。
どんなに勉強を積んでも、あなたが見えない創造者に
創造され、その御手の業によって母の胎の中で編み上げられたことに
気づけないなら、それは頭の知識にしか過ぎず、それらに己の
生き方を変える力はない。
あなたこそ全能者の姿に似せて創造された傑作であり、見えない
大いなる方が存在する証明なのだ。
影が光を暗示するように、あなたは見えない恵み深い方が
いることの証しなのである。
魂のROCKERは
「わたしは世の光です。わたしに従う者は決して闇の中を歩むことなく、
命の光を持つのです。」
と語っている。
今日という日が、心の中にその光が宿っていることに
気付ける日となりますように…
「身をもって体験したことのない知識は人を頭でっかちにする。」
2020年 4月 16日 木曜日
アーサー・ホーランド