『NOT OTHERS BUT YOU』 （先ずは自分から）
「何も言わず…弱さを認め…天に心を開け。」
人ではなく、己である…
誰かではなく、自分である…
あいつが悪い、と決め付けるのではなく、
己が人としてまだ浅いのだと認めることだ。
自分を棚に上げて人の非を裁くのではなく、
己の非を素直に受け止め、まわりを赦し、
愛していくことである。
自分を含め義人などは一人もいないことを
認めることである。
魂のROCKERは、
「他人の目の中にあるちりを取る前に、自分の目の中にある
梁（はり）を取り除きなさい。」
と謳っている。
問題はこの世、まわり、あいつやこいつ、
にあるのではなく、己の中にあることを自覚することである。
批判し、争いあっても平安を得ることはできない。
売り言葉に買い言葉、また目には目を、からは何の良いことも
生まれてはこない。
人が変わればあなたは変わるのではない。
まわりが変わることを期待しても永遠に変わらない。
一番早い解決への道は自分自身が変わることなのだ。
心が変われば、態度は変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣は変わり、
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命は変わり、
運命が変わればあなたの人生までもが変わる…
これはヒンズー教の格言である。
人の目にあるちりに対してとやかく
言うよりは、己の目の中にある
材木の梁を取り除くことである。
そうすれば思いもよらぬ視野が広がる。
人は「自分は見える」、と思っていても実は
本質が見えていないのである。
わかった、と思っていても
何もわかってはいない。
聞こえると思っているが
何も聞こえていないのである。
それは心が頑な（かたくな）になって
閉ざされているからである。
THE BIBLEには、
「もし私たちが自分の罪を認め、
言い表すなら、神（大いなる方）は真実で
正しい方だからその罪を赦し、すべての悪から
私たちを清めてくださる。」
とある。
人を愛せないのは己を愛せないからであり、
人を許せないのは己を許せないからなのだ。
JESUSの十字架の死と復活はあなたへの
愛と赦しの証しである。
今日という日があなたにとって昨日も今日もとこしえに
変わらない、今存在している、恵み深い方を心に
受け入れる日となりますように…
「問題も解決も己から始まる。」
2020年 4月 22日 水曜日
アーサー・ホーランド
