『FEEL NOW』 （今を感じて生きる）
「今を見失わず生きることこそ喜びの原点」
日は沈み、また日は昇る…
一日は時々刻々と過ぎ去っていく…
川の流れのように流れ来ては流れ去っていく…
掴んだ束の間の幸せも
浮いては消えていく泡のようである。
人生はものの見方、また受け止め方によって
貧しさの感じ方、豊かさの味わい方が違う。
目まぐるしく移り変わる人生の営みに
対して現実を踏まえず、「こうあるべきだ」
という固定観念を抱いて生きると
心は虚無の大海原へと漂流してしまう。
現状を踏まえつつ、移り変わる変化の波に
適応していく生き方が求められる。
THE BIBLEの中で自由を奪われ、投獄していた
パウロは
「乏しいから、こういうのではありません。
わたしはどんな境遇にあっても、満ち足りることを
学びました。わたしは貧しさの中にいる道も知っており、
豊かさの中にいる道も知っています。飽くことにも、
飢えることにも富むことにも、乏しいことにも、
あらゆる境遇に対して対処する秘訣を心得ています。
わたしはわたしを強くしてくださる方によって
どんなこともできるのです。」
と語っている。
人生の意義は自分の思い通りに事が進んで
いる時よりも、そうでない時に見出せる。
信念また信仰が試されるときに人は忍耐を
学ぶ。その忍耐を働かせることで、己自身の中の
天から授かっている知恵という宝を発見し、
その魅力を表していくことができる。
慌てふためくことはない。
落ち着くことである。
焦ってもしょうがない。
あなたが今、存在していることに
感謝することだ。
植えられた種が芽を出し、木となり、
枝を生み、蕾を生み出し、花を咲かせ、
それが散り去っていくように、
人生には誕生と死去のときがある。
じっくり、またゆっくり、今を
味わって生きることである。
そこから湧き出る喜びの泉を
楽しむことである。
わたしは在る（I AM)と言われた方によって、
あなたも、あらゆる境遇の中にあっても
I AM（わたしも在る）すなわち、今、
存在していると言える。
それこそ幸福の原点である。
あなたの外に幸せがあるのではなく
あなたの中に、もうすでに与えられていることに
気づくことである。
魂のROCKERは
「わたしは今、あなたと共にいる…」
と謳っている。
今日という日があなたにとって、
今を楽しみ喜べる日となりますように…
「今を生きるものは魅力を輝かせる」
2020 年 5月 17日 日曜日
アーサー・ホーランド
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