『RELAX FOR A MOMENT』 （くつろぐ時）
「イライラする時はしばし、静まってみるといい。」
忙しく感じる時はしばし、くつろぐといい。
疲れを覚える時は少し休んでみることである。
一生懸命に生きることは美徳であっても、己自身が
心を失い、疲れ果ててしまうなら、その頑張りは
あなたにとって、逆効果である。
やらなくてはいけないからやることはあっても、
やりたくないことをやり続けるのは心身ともに
萎えてしまう。
THE BIBLEには、
「良い種を蒔けば良い実を刈り取り、
悪い種を蒔けば悪い実を刈り取ります。
善を行うのに飽いてはいけません。
失望さずにいれば、必ず時がきて、刈り取ることになります。」
何が善で、何が悪なのか、
何が正しくて、何が間違いなのかは、
世間や教育から学んだとしても
最後は己の良心に問うてみると、実は
教えられなくても理解できる。
人が良心の呵責を体験するのは己の行為の
善し悪しを自らの良心が気づかせてくれるからである。
新渡戸稲造の著書、「武士道」の中に
「天と地とあらゆる生けるものの神は、
人の心の中に宿り、人の心となる。ゆえに、
心は生きものであり、常に輝く。我々の
本質的存在の精神的な光は人間の意志に左右されず、
それはひとりでに心の中に湧き上がり、正しいものと
間違っているものを示し、それを良心と呼ぶのである。
これこそ神から出た光なのだ。」
とある。
あなたの中に天からの光が宿っていることを忘れないように…
混沌とした闇に「光よあれ。」と仰せられた方は、
あなたの心の中に光を与えてくださっている。
魂のROCKERは
「わたしは世の光です。
わたしに従うものは闇の中を歩むことなく、
いのちの光を持ちます。あなたは世界の光です。
あなたの光を世に輝かせ、あなたの魅力ある生き方を通して
多くの人たちが光の源なる存在を意識するように
なるからです。」
と謳っている。
あなたの人間味ある生き方が人の心の中にある
光に気づかせ、その人の魅力を回復させるのである。
忙しさの中で悩むのは静まらないからであり、
問題を人のせいにするのは自分と向き合わないからである。
詩篇の歌人は、
「静まって、わたしがあなたを愛して止まない
創造者であることを知りなさい。」
と謳っている。
今日という日があなたにとって、あなたの中に宿っている、
いのちの光の尊さに気づける日となりますように…
「必要な答えは、もうすでにあなたの中にある。」
2020年 7月 14日 火曜日
アーサーホーランド
