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『LOTUS IN THE MUD』(泥中の蓮)


 

「無駄なことは一つもない。泥の中にこそ粋な花は咲く。」


黙っていればいいのに、それができない野暮な己がいる。

何も言わなくてもいいのに、つい、不平不満を漏らし、

水に流せばいいのに事を大きくする我がいる。


冷静に対処すればいいのに、気短さが仇となり、

平和であることは理想であっても現実は

争いに明け暮れてしまう。


THE BIBLEの中でパウロは、

「私は自分のしていることがわかりません。

自分が望むことは実行せず、かえっって憎んでいることを

するからです。私は善を成そうと思う自分には、

いつも悪がつきまとっているという法則に

気づきます。私は何と惨めな人間なのでしょう。

死に定められたこの体から誰が私を救ってくれるのでしょうか…」

と語っている。


素直になればいいのに、意地を張り、思いやればいいのに

棘(とげ)のある言葉を語ってしまう。

親切にすればいいのに、すねてしまい、

褒めてあげればいいのに卑下してしまう。

頭ではわかっているつもりでも、何もわかってはおらず、

落ち着いて話せばいいのに怒り心頭に発してしまう…

たとえそうであっても、己の情けなさを知ることは

情け深さを身につけるのに繋がり、

己の野暮に気づくことが生き方に目覚めるきっかけとなる。


絶望は希望への窓口となり、影法師は

己の背後に光があることを暗示している。


失敗は成長の元となり、挫折は魅力ある生き方の

道しるべとなってくれる。


あなたは偶然にこの世に生きているのではなく、

摂理によって今、生かされている。


人生を惨めに思うことはない。あなただからこそ、

できることがあり、あなたが存在するゆえに、

喜び、慰められ、励まされる人がいる。


魂のROCKERは、

「わたしが来たのはあなたがいのちを得、それを

豊かに持つためです…」

と謳っている。


今日と言う日が、あなたの身に起こる

全ての出来事を、益に変えてくれるSPIRITに満たされる

日となりますように…


「弱さは強さに繋がり、試練はあなたの魅力を引き出す。」


2020年 7月 15日 水曜日

アーサーホーランド



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アーサー・ホーランド

アーサー・ホーランド
生年月日:1951年9月27日
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