TRUST（信頼）
『失敗して｢駄目だ…｣と思っても、
あなたを信じて疑わない方がいる』
思う様に事が進まない時は、
焦っても仕方がない。
落ち着いて様子を見ることも
大事なことである。
状況を把握(はあく)し、
再び挑戦してみることだ。
急いで事を成そうとすると、
如何しても
丁寧(ていねい)に取り組むことを
怠ってしまう。
いくら、TIME IS MONEY
(時は金(かね)なり)
と言われる時代であっても、
金だけに心をとらわれてしまっては、
生きる本当の価値を
見出すことはできない。
｢儲(もう)け｣とは信者と書くが、
儲けは信頼できる者に
流れて行くのである。
故に、
信頼される者になることである。
その為には、
信頼される体験が必要である。
どんな宗教も、
神や神々を信じることの
大切さを説くが、
不信を持って生きている
多くの者にとっては、
人も神も、そう簡単には
信じることができないのである。
そんな不信感を抱いて生きている者に
大いなる存在は、
「あなたで大丈夫。
あなたならできる」
と信頼を置いてくれているのだ。
魂のロッカーは、
「あなたがわたしを選んだのではなく、
わたしがあなたを選んだのだ。
それはあなたが立ち上がり出て行って、
多くの実を結ぶためなのだ…
あなたが人や
大いなる方を信じられなくても、
大いなる存在は
あなたを見捨てることなく、
あなたを信じ続けてくれている。
心を騒がせないで、
大いなる方を、
また、わたしを信じるといい…」
と語ってくれている。
信じるとは、
愛することでもある。
THE BIBLEには、
「大いなる方は実に
そのひとり子(JESUS)を与えるほどに
世(あなた)を愛された…」
とある。
あなたを愛し、
また、信じてくれている存在が
いることを忘れないことだ。
十字架は大いなる方の
あなたへの無償の愛と
信頼の証でもある。
｢信仰｣とは、
信じて仰(あお)ぐと書くが、
あなたが大いなる存在に
信仰をもつ以前から、
すなわち、不信仰であった時から、
大いなる方はあなたに
信仰をもってくれているのである。
故に、信仰の創始者、
また、完成者から
目を離さないことである。
「陶器師が土を練って、
自らの手で陶器を造り上げて行く様に
人は大いなる方の
似姿に似せて創造され、
また、息吹を吹き込まれ、
生ける者となった…」
とある。
あなたは高価で尊く愛されている。
あなたの中に
まだ、あなたが気づいていない
天から授けられている可能性と魅力が、
この浮世で現されることを
信じてくれているのである。
今日という日があなた自身を
信じてあげられる日であります様に…
『あなたが自分を信じられなくても、
あなたを信じてくれている
存在がいる』
アーサー・ホーランド
2016.7.28
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