『BE AT EASE』 （落ち着いて）
「落ち着いた心には、人を思いやる
力が生まれる」
物事を否定的に捉えると
口からでる言葉も、思いが
「匂い」となって現れる。
ちょっとした言葉が人を慰め、癒し、
ちょっとした言葉が人を傷つけ、
失望に追いやってしまう。
人を汚すのは口から入るものではなく、
口から出てくる言葉である。
売り言葉に買い言葉では、
お互いを傷つけるだけで、
徳を高め合うことはできない。
THE BIBLEには、
「聞くには早く、語るには遅く、
怒るのには遅くあれ」
とある。
二つの耳は言葉の中にある思いを
聞き分けるためにある。
冷静さを失うと誤解が生まれ、
相手の、感情のこもった言葉に影響されて、
こちらも後で後悔するような感情を、
あらわにしてしまうことがある。
人の言葉の中にある思いを
冷静に受け止め、一呼吸おいて、
相手を思いやる言葉をもって、
その人を包んであげるといい。
喧嘩腰になるのではなく、
落ち着いて優しさをもって
対応するといい。
ソロモンの箴言には、
「親切な言葉は蜂蜜。
魂に甘く、骨を健やかにする」
とある。
ギスギスした社会である。
人のイライラは募り、己の中で
消化できない欲求不満を
なんの関係もない人にぶつけてしまう…
内にこめた不満は人に感染し、
影響を与える。
人は誰であれ発展途上の旅人である。
それゆえ、人生の旅路にあって、
自らの心が落ち着けるひと時を
取ることを忘れないように。
余裕のない者は鋭い言葉で
人を傷つける。ゆえにゆとりを
持つことを心に留めるといい。
魂のROCKERは、
「疲れている者、重荷を負っている者は
わたしのところに来なさい。
わたしがあなたを休ませてあげます」
と謳ってる。
今日という日が、心を落ち着けて
魂が健やかになる一日でありますように…
「ギスギスやイライラは、ゆとりを持つことで
安らかさに変えられる」
2021年 2月 12日 金曜日
アーサー・ホーランド
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