イタリア・ミラノ紀行 その5
イベント翌日は一日オフ。
まずは、明日行く予定のジェノアへの列車のチケットを予約しに行く。
ミラノの中央駅はハンパ無くデカくて立派だ。
地元の下総中山駅の一万倍位、ちゃんとしていた。
みどりの窓口的なところは朝からたくさんの人が並んでいて、しかも何だかよくわからないシステム。
そんなとき、俺には必殺技がある。
とりあえず親切そうな人に聞いてしまうこと。
簡単な事だけどなかなか出来なかった。
でも、一度聞いてしまうとこんな楽なことはない。
イタリアの親切な人たちのおかげで難なくチケットが購入出来た。
さて、と。
時間はある。
とりあえずビールだな。
駅前の露店で喉を潤すと、
地図も見ないで何となく歩き出す。
多分、こっちだなって自分の嗅覚を頼りに。
ま、外れることが多いけど、時間はあるから気にしない(笑)
そこらじゅうに由緒正しそうな教会があって、
それが有名なのかそうでもないのか全然わからないけど、
まぁ、自分が良いと思えば良いのか(笑)
やっぱりちゃんとミラノの中心街に辿り着いた。
お腹が空いたから、
路地の奥の小さなお店でパスタを食べる。
そう言えば気がついた。
毒々しい看板が全くない。
特に赤や黄色や水色の、便利だけど騒がしいアレが全くない。
日本では犬も歩けばコンビニに当たるのに、
ここじゃ、ついに一軒も見ず。
そして、自動ドアもほとんどお目にかからなかった。
なんてこった。
日本じゃ何処でもジュースや軽食が買えて、お金まで下ろすことが出来るのに。
その上、勝手に扉があいて自動で音楽がかかって挨拶までしてくれるのに。
潔いほどにシンプルでワンダフルな街だな、ミラノは。