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イランの格闘技事情

僕がイランへ行き始めた十数年前。

まだ不特定多数の人が集まるイベントの開催は禁じられていると聞いた。

体育館の中で、ごく限られた人達だけしか見ることの出来ないイベントが、イランのキックボクシングの全てだった。

それから数年経って、

少し大きな体育館で、恐らくは一般のお客さんだろうと思われる人達を入れてのイベント開催が可能となった。

ただし宗教上の理由から、女性の観戦は出来ない。

また、出血に関してはかなり敏感な反応をする国民性なのでヘッドギアは必着。

そして、肌の露出は抑えなければいけないと言う、これまた宗教上の理由でTシャツの着用も義務付けられていた。

そして、先日のイランで開催されたキックボクシングのワールドカップ。

会場には、チラホラと女性のお客さんの姿が。

もちろん頭からすっぽりとベールを被ってはいるけど。

決して派手に応援する訳ではないけど、

その声や姿は、やっぱり選手の力や会場の華になるのは万国共通なのだと痛感した。

そして決勝戦。

イラン人生選手と隣国アゼルバイジャンの選手との試合は、ヘッドギアを外してのファイト。

ホームタウンデシジョンの無い、素晴らしいジャッジは、

栄えある第一回目のワールドチャンピオンに、自国ではない選手を選んだ。

誇り高きペルシャの末裔は大いなるポテンシャルを持っている。

選手もそうだし、

イベントを開催する能力も。

ちなみに、

今回は僕らも含む全ての国の選手団は、テヘラン郊外にあるスポーツ施設に全ての期間滞在していた。

窮屈ではあるけど、安全は保証されていたのだ。

程度は違うけど、以前チェチェン共和国で開催されたイベントでは、

機関銃を持った兵隊さんがセキュリティを努めてくれた。

言い換えれば、それは主催者の安全に対する責任感のあらわれである。

彼らは、出来る限りの事を僕らに提供してくれたのだ。

改めて。

僕は、この国のキックボクシングに対して出来る限りの応援をしていこうと、心に決めた。

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大成敦
ファイティングスポーツクラブ大誠塾所属
1967年10月3日生まれ
大阪府出身
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