ピーターアーツスピリット沖縄編
タラップを降りて地上に立つと、
水分を多く含んだ少々生臭い空気が鼻をくすぐる。
あぁ、沖縄。
空港で、
めんそーれ沖縄なんて看板を見
ると妙に心が浮き立ってしまう。
あぁ、沖縄。
迎えに来てくれた会長の話は何時も面
白い。
遠い昔、吹けば飛ぶような小舟で
タイや
インドネシアに渡った記録があって、
何をも恐れず立ち向かい、
自らの力で人
生を切り開くのが海洋民族の性なんだと
語ってくれた。
躍進する琉球ファイター達の
力強い闘い
がオーバーラップする。
でもねー、持続性に欠けるんですよ
ねー。瞬発力はあるんだけど。
まぁ一年中暖かくて、
苦労しなくても生
きていかれるからですかねー。
心地よく響く沖縄の言葉で話を聴く
と、
まるでそれは欠点であるはずがない
ように聞こえた(笑)
試合は、やっぱり力強くて豪快。
そのうえ
子どもたちは、
勝っては笑い負けては泣
くという喜怒哀楽に富んでいて、
あぁ、
らしくて、良いなぁ。
イベントが終わった後の
バーベキュー
。
会長がアツく選手の指導方法を語る
。
選手が競技を続ける原動力として、
もうすっかりと
かすれてしまった師弟愛っ
て言葉が頭に浮かぶ。
人と人の結び付きが
希薄なことが当たり
前の今、
いやいや、違うんだと
琉球ファイターたちが声をあげる。
そういえば。
ここ沖縄の、
海外からの観光客が激増し
ている。
地理的にアジア
各国からのア
クセスは抜群に良いし、
温暖な気候と人柄は大きな魅力。
人と人が交流するた
めに、
沖縄がアジアの中心となる日も近い気がする。
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