小癪
お客様の期待を超えたものを提供する。
そこに、感動が生まれ、リピーターとなる。
とは、ホスピタリティに関しての講義をさせていただく時に、実例を示しながらお話していることです。
それは精神的なサービス、いわゆる“ソフト”というものだけではなく、“ハード”に関しても同じです。
細部にこだわり、とことんまで研究し尽くして、商品を作り上げる。「こうだったらいいのにな」を叶える商品作り、「まさかここまで?!」と言わせる商品作り、それがホスピタリティ溢れる商品という名の物理的サービスの提供です。
もっとしゃきっと粒が立ったご飯が食べたいな。それでいて、中はみずみずしくてモッチリとした食感だといいな。
相反するような希望を叶え、さらに銘柄ごとの特性を加味した炊き上げを行う炊飯器…「まさかここまで?!」でした。
お手本は日本古来の「炊飯器」、竈。徹底的に竈のメカニズムを研究し、大釜で炊き上げるのと同じ炊き上がりを実現しました。
その昔は竈にすえた大きな釜で一日分の飯を炊き、朝は炊きたて、夜は冷や飯を食べるのが日本の食習慣でした。だからこそ、竈のご飯は冷めても美味しい。竈をお手本にした「本炭釜 KAMADO」で炊いたご飯は冷めても美味しい、だからおにぎりにもぴったりだと日本おにぎり協会認定の炊飯器になりました。
ニクイね、三菱!