空転
金銭問題で、また国会が空回りしています。
確かに、不正があったのであれば放置することはあってはなりませんが、国会の場でそれを討議するシステムはいかがなものかと思います。
肝心の、本来討議すべき問題を後回しにして、それでいいのでしょうか。
そして、会期が延長になるのは当たり前。サラリーマンなら、残業前提でダラダラ仕事していたらダメ人間のレッテルを貼られるのに…と、呆れてみている人も少なくないと思うのですが、当のご本人たちは「国会の場で明らかにする」と息巻いています。
不正について論じるのは別の場所で、そういうシステムにしないとますます政治への信頼が薄れるのではないか…その不正について論じることを国会で行うことで日本が良くなるのか?大いに疑問に思っている、だから投票率が下がるの方程式がなりたっているように思えてなりません。
いまの政治を信頼できないから、選挙へ行こうと叫んだ若者たちの叫びは、相変わらず届いていないようです。
景気回復、とはいうけれど、それが本当に一般庶民にまで浸透していないのはパンやスイーツに相変わらず注目が集まっていることが証明しています。
パンやスイーツにスポットが当たるのは、不景気の時。高級フレンチには手が届かないけれど、少しお高いパンやスイーツなら手に入るから。
会いに行けるアイドル、が受けて人気を博している某国民的アイドルグループと一緒、手の届かないものを追いかけても空しいだけだと、手の届く幸せに充足感を見出しているのがパンやスイーツの流行と分析されています。
そんな流行が、もう10年ほど続いています。パン好きとして不満はないけれど…いつまでも、これでいいのか?特にいま国会で大声をあげている皆様にはご一考いただきたいものです。
*写真は新鎌ヶ谷の「palaoa」のバゲット等。本文とは関係ありません