仙台パン屋巡り 3@薪窯パン 麦家
さて、今回の目玉へ
まだ私が仙台行きを現実的に考え始める前からオススメされていた「麦家」です。
仙台と言えば、の名店「Au Fournil Du Bois」にいた女性シェフが独立して開いたお店です。
明らかに、立地的には良いとは言えないのですが…
佇まいが…かなり素敵なパンに出会えそうな
お店の脇に積み重ねられた薪、
奥のカフェはこの時は休業中でした、残念っ!
店内、シンプルモダンでセンスがいいなにものでもない、パンが主役。一番パンが輝いているところが素敵です。
パンが好きな人のお店なんだな~って感じました。
有機素材しか使わず、安心安全なところもウリのひとつ。素材を買うこともできます。
レジ周りにも小麦が置いてあったりします…秤は
ホールやハーフだけではなく、グラム売りをしてくれるので置いてあります。
なんといいお顔
予約はワンホール、本当に全部買う?と聞いて下さったのですが、こんなパンを半分しか買わずに帰ったら絶対後悔するからっ!迷わず「そのままください」と言っておりました
これで材料(粉)がなくなるから、このシーズンは最後だとのことだったディンケル
もちろんこれも丸ごとゲット。
他に伊予柑といちじくのアレでソレとトマトの2種をゲット…明らかにセーブが効かなくなっていた買い方ですが
これでも涙をのんで折込系は諦めたのですよ土日限定…欲しかった
まだほの温かかったので車に戻ってすぐに伊予柑をカット、素敵な断面だ~
底面のがっちり具合が、どストライク
苦味をきれいに処理した伊予柑ピールと柔らかな酸味のカンパーニュ生地が爽やか、お見事でした。
これが「麦家」でのお買い物。スマホは大きさ目安で。
カンパーニュ断面、ぼこっと開いた大きな気泡が素敵でしょ
ディンケルは切るとボロボロとしてしまうくらいの保水率でした~密度が高かったので、なるべく薄く切りたかったのですが、頑強なクラストに阻まれて1.5センチくらいで断念です
トマトと伊予柑、素材感のある香りがそれぞれに漂います
詳細はまた別で書かせてもらいますが、このお店は女主人が理想を貫き通すために始めたもの。
訪問した時間帯はお店にひとりしかいらっしゃらなかったので、厨房と販売スペースを行ったり来たり忙しそうでしたが…でもとても楽しそうに、愛おしそうにパンを焼いていらっしゃいました。
ベクトルが共有できる仲間がいればもっともっとやりたいことがありそうな方でしたね。でも、こだわりが強いと交われなかったりもしますよね。
壁にぶつかることもあるかもしれませんが、頑張っていただきたいです。
ご馳走様でした~