フレンチ割烹Dominique Corby
諸々変化があった生活の中で、ひとつ大きなヤマを越えたご褒美に、「フレンチ割烹Dominique Corby」へ連れて行っていただきました~
ご褒美、って大事ですよね。7月から始まった某ドラマで頑張ってる女子がオトナはご褒美もらえないと溢していたのを聞いて、年齢的には四半世紀ほどの開きがありながらも深く共感してしまった私…特に最近はご褒美の大事さを感じております
どんなつまらないことでもやり遂げると必ず「ありがとう」や「キレイに出来たわね」と言って下さるお料理の先生や、普段は何も言わないけれどここぞという時にはちゃんと「ありがとう」もしくはそれに替わるご褒美をくれた元ボス…前者は崇拝に近い尊敬をしております、後者には若干ぶつぶつ思ったこともあったような気もしますがそういうところは憎めなかったなぁ、ってかすごいなと素直に思っていましたね。
そして…このご褒美を下さった方も、私が「こんな人になりたい」と思う3人のひとりでございます。今回の一連の変化も細やかに温かく見守ってくださり感謝です
実はこの辺よくフラフラしていたので、開店当初にお店を探してみたのですが見つけられませんでした。なので、ギリギリの到着だったにも関わらず「駅で待ち合わせでお願いします」と懇願
探した時に絶対に前を通ってたわよっていう位置関係にございましたそのはずだわ、無理だからっ!奥ゆかしすぎて暖簾出てなかったらなんだか分からないからっ
扉を開けるとすぐにコルビーさんがお出迎え、カウンターとテーブルひとつのみのコルビーさんと近く過ごせるお店なので、それを楽しみに通うお客さんもいるようです。
確かに近い
お料理は、まさに割烹。
ちょこちょこっと色々なものが出てくる感じです。贅沢~
コルビーさんならでは、かもしれません。季節の鮎を使った前菜
ワタのほろ苦さとかって、フランスの方にとっても魅力的に感じるものなのかな…それともコルビーさんが人生の半分以上にならんとしている日本での生活の中で、感じるようになったもの?!それを日本人向けにフレンチのお皿に仕立ててくれているのかな
彼のお料理には必ずこういう「和」というか、日本人の心に響く要素があるんですよね。
さりげなくお箸がカトラリーとともに並べられているところもナイスなににせよ、この鮎は掴まれる一皿。ワインが進む…それが狙いか
涼やかなスープこの一皿はもちろん、全体の色彩の流れが素敵です
女心掴みそうな草系の一皿…なのですが、店内異様に男性率が高かったんですよね
この日はなんと、女性は私だけでしたこの業態にしてはあり得ないってか、女性に連れられなくても男性が訪れるフレンチって珍しいですよね
鴨、これもお得意のひとつ。素晴らしい火通し、お見事!
ズッキーニの蕾には、
鴨メンチでした
締めはおじやこれこそ箸でいただきます。
うま~、ここまでは大満足
デザートは…もうひと頑張りな方向性かも。これまでの繊細なお料理と比較してしまうとやや大味というか決して美味しくないわけではないのですが、お料理の余韻を膨らませてくれるものではなかった気がします。
小菓子のカヌレ、お皿がまた素敵
ハーブティーと楽しみ、お見送りをいただいてお店を後にしました。
あぁ、頑張って良かった
この後、続きが少々ございましたがそれもまぁなんとか片づけて一段落。お蔭様で乗り切れました。
いつもありがとうございます、ご馳走様でした~
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