Jour de Marche 2016夏
季節ごとに訪れたい…そんな希望がお店からの1枚の葉書で叶いました
気付けば結構いいペースで通っている「Jour de Marche」、今回は夏のコースです
涼やかな、ガラスのショープレートで夏の食卓
夏のコース、トウモロコシや青パパイヤ、鮎に桃とこの時期ならではのお楽しみが詰め込まれています
「とうもろこしの小さなバヴァロア ハモンセラーノを添えて」、鮮やかな黄色がゴールドのお皿に映えます
見た目だけではなく、もちろんお味も…ひんやり、そして滑らかな口当たりで夏にぴったりのアミューズです
「アオリイカ、青パパイヤ、しめじのマリネ、ソースピストゥー ガスパチョと」
ソースピストゥーはバジルのソース的な捉え方で良いかと…爽やか~そして青パパイヤのシャキシャキとアオリイカのムチムチな食感の組み合わせが面白い
パンはいつもの組み合わせ、国産のはるゆたかとフランス小麦の2種類です。いつも思うのですが、1個ずつ欲しいな~
お好みの組み合わせで、ってことなのでしょうが…やっぱり温かい状態で食べたいわ。と、わがままを言いたくなるくらいのお気に入り
かなりインパクトのあった一皿、「鮎のコンフィのパートブリック包み ヤングコーンのロースト セップとサマートリュフのエミュルション」
エミュルションは乳化させたものという意味、ソースのことを指しています。ふわ~り良い香りが漂います
コルビーさんのところに続いて、鮎。料理人それぞれ、素材は同じでも異なる表現
オンリーワンのワインはポリフェノール目当てで赤。このあたりで飲むには白なのでしょうが~
赤も冷えてます。この時期だからか?それとも冷やすと美味しい赤だったのか?!
スペシャリテであり、どの季節にも必ずコースに組み込まれる「釜揚げしらすのリゾット グラナパダーノのクロッカン」。
春はふっくらとしたしらすを味わいましたが、夏はトレビスの苦味がいい感じ
同じお料理でも味わいポイントが変わります、なるほど四季を通じて楽しめる…
魚料理はドライトマトのピューレと夏野菜のコンディモン(薬味的なイメージ)で
メインの鴨も色とりどりの季節野菜で、夏化粧
「仔鴨の胸肉のロースト」、絶妙な火通し夏の鴨は飼育鴨だけに繊細な味わい…いわゆるジビエの鴨とはまた違う魅力がありますね。
こちらも毎回必ず味わえる自家製プリン
八王子とか町田とかそのあたりの「七国峠のたまご」がシェフのこだわり素材のひとつ、しっかりと固めで濃厚少量でも満足感があります。
プリンがデザートと言われてもいい満足感ですが、本番はもっとすごい!
「白桃のコンポート ヴェルヴェーヌ風味 フロマージュブランのムース 桃のグラニテとパッションフルーツのアクセント」
パッションフルーツ、アクセントなんてものでは…かなり鮮烈な酸味が
それを桃とムースでくるんでいただくと素敵なバランス、目が覚めるような酸っぱさをまろやかにしてくれました
小菓子、オシャレ~なお皿で。
ハーブティーと一緒にいただいて、締めてまいりました。
何回行っても、楽しみ、驚きがあるわ~。葉書、また送ってくださいとかなり本気でシェフにお願いしてきてしまった
楽しみにしてますっ!ご馳走様でした~