2016UCCコーヒー感謝祭
珍しく、即アップw
というのも、すごく楽しかったので~禁断の、夜のカフェインが全く気にならないくらい
「カフェイン」、私が「楽しむ」と言えば、珈琲でしょう!UCC上島珈琲様に特別講座にご招待いただき、ルンルンで行って参りました~
UCCコーヒーアカデミー東京 ショールームスペースにてさすがUCC…商品を売るだけではなく、楽しみ方も伝えてくれる施設をお持ちとは
UCCがいまイチオシ…というよりは、UCCが復活させた絶滅(?)種「ブルボンポワントゥ」。2016年の収穫時期を迎え、最初の時期に摘まれた豆たちを、コーヒーの日(10月1日)に合わせて楽しませていただくイベント。
嬉しい~、どんな香りなのか、どんな味わいなのか、ワクワクしながら会場に向かいました
素敵なロビーでした~。
最もシンプルな、この写真が一番伝わるなぁ
「ブルボンポワントゥ」 のボードも用意された、会場。到着が早かったので全体を撮らせていただけましたが、ほどなく満席。
どなたもきっとコーヒーラバーだったのでしょう、熱気に包まれて楽しいひと時でした
まずは「ブルボンポワントゥ」復活までの軌跡をたどる講義。実際に事業に携わった方のお話には説得力があり、産地のレユニオン島に行ってみたいなと思わされました。
ルイ13世がお気に入りという王家御用達だったにもかかわらず、栽培しにくさに次第に姿を消してしまった品種を、UCCさんが7年間かけて復活させたのだそうです。2007年が復活の年、今年は丁度10年目です。
まだまだ生産量が少ないこともあり、日本ではUCCのみの販売ですが、年に一度の登場を待ちわびている人もいて、100g8,640円ですが発売と共に注文が殺到するのだとか…カフェインが通常の1/2以下というのも私にはめちゃ魅力的
続いてコーヒーのテイスティング…カッピングというのだそうです。
スプーンに少量とり、口の中全体に霧吹きで散らすようにして、香りを充満させるのだと教わったのですが…
上手にできたのかな…4種をカッピングし、その中に一つ隠されたインスタントコーヒーを当てるところまではできましたが、レ・タン・アンというおすすめの豆を見つけ出すことはできませんでした
続いて、コーヒーとスイーツのマリアージュを堪能。3人の抽出チャンピオンが淹れて下さったものは
冷めても美味しい…ってか、コーヒーってアツアツのうちにと思ってしまうけれど、温度の変化で風味が変わるのを楽しめるということを改めて実感です
あと…
やっぱり極めている人の話は面白い!そして夢中になって好きなコーヒーを語る時には声がワントーン高くなっている気がする
私もパンを食べている時、パンを語っている時が一番いい顔しているとよく言われますが、一緒ですね
スイーツも特製、バゲットにオリーブオイルを沁み込ませ、チョコレートにペッパーという複雑な味わいのラスクでした。
それぞれに、違った味わい…なかなかこういう飲み方しないので新鮮でした。そして、違いってこんなにはっきり分かるんだと目から鱗
ちなみに手前からブルーマウンテン、レ・タン・アン、ブルボンポワントゥ。私はブルボンポワントゥの優しい香味が好きでした
さらに、焙煎体験。実際に生豆から煎り上がりまで、順を追って見ることが出来ました!
保存はやはり冷凍庫、1回分ずつをラップにくるんでジップロックに入れてしまうとか…パンと全く一緒だわ
ご説明下さった方が、素敵な豆に出会った時に目を輝かせてラッピング作業をしているシーンを、自分のパン屋巡りの後処理ラッピングシーンと重ねて、なんとなくニヤリとしてしまいました
焙煎スペースにあった
年季の入ったエプロン…ここが出発点だったのね
創始者のコーヒースピリットが、豆をこんな風にディスプレイしたり…
生の豆を育てて、盆栽風にしてみたりする、遊び心のある社員さん達が引き継いでいるようです。
本当に皆さんコーヒーが好きなんだな~と、感じました
そのプロフェッショナル集団が、自信を持って世に出した「ブルボンポワントゥ」。年に一度のお楽しみ、というところがボジョレーヌーボーのようですね。
今年は特に天候の関係で収穫量が少なかったとのこと…ご苦労も多いとは思いますが、まるでこのコーヒーの名前「ポワントゥ(尖った)」のように、上島珈琲ここにありと示してくれる商品なのだと思います。11年目も、12年目も、この季節を彩ってくださいね
楽しいひと時でした、ご馳走様でした~