でぐち弐番
とても残念なお知らせです。
赤羽岩淵の「でぐち弐番」が、ビルの建て替えで今月26日に閉店となってしまいます。
ミシュランガイドのビブグルマンに二年連続掲載の名店。同じように残念と思う方々で連日満席…かもしれません、この日もいっぱいでした。
お店の事情というよりは、外部的要因でのクローズ…多分すぐにどこかで再開してくださるとは思いますが、場所も含めてこのお店。ってか店名の由来でもあったこの立地、移転してからの店名はどうなるの??って感じです
それでも、いつもと変わらず。最後まで、全力で走り抜けるようです。そうでなくっちゃ!(え?)
オーセンティックという表現がぴったりのTHEフレンチ。いつ行っても、安心して食べられました。
定番のプチパン、カシュカシュがなくなって以来ここでしか…の一品でしたが、これも食べられなくなってしまうのね
近くのテーブルから「これだけのフォアグラを食べさせる店が都内に何軒あるのか…」と惜しむ声が聞こえました。
ホント、これ絶品ここで飛ばし過ぎてはいけないことは分かり切っているのですが、添えられたブリオッシュだけでは足りず、パンが一気にここで消費されました
スープでほっこりした後は、
パイ包み、サックサクの皮の中には
ふわふわのムース
甘酸っぱいチェリーのソースがかかった鹿肉…このソースもパンを誘うわ~
がっつりメインをいただいたあとは、
爽やかなリンゴのジュレとムースで口直し。
ぷるんとしたジュレの下は、すりおろしリンゴ感満載のムースでした
デザートはイチゴ尽くし、これだけ生クリームで包まれながらも重たくない不思議なショートケーキでした
プチフール、盛りだくさん
あと10日ほど… その間に再訪できる確率は極めて低いので、これが現店舗での最後の食事となることでしょう。
あぁ、これが復活してくれるのはいつになるのか…楽しみにお待ちしております
ご馳走様でした~