hotel koé bakery、リニューアルで5種の新食パン!
「フィナンシェ食パン」という不思議な響きに心奪われて、雨の日に渋谷の坂を上って来ました。
パルコのお隣のオシャレなビルが「hotel koé」、春からホテルは休業中だそうですがカフェや商業エリアは現在元気に営業中。
この日もカフェではソーシャルディスタンスを保ちながら、たくさんの方がくつろいでいらっしゃいました。
そのカフェで現在も発売中のパンを、10月1日からもっと前面に出していく方向性でリニューアルが計画されており、核となる5種の食パンを作ったとかそうでないとか…その中でもいわゆるセンター的な存在である「フィナンシェ食パン」に関しては、すでに出されたニュースリリースを受けてかなり反響があるとかないとか…いよいよ明日発売となります!
その話題の食パンを一足先に味わって参りました~
発売される食パン5種、勢揃い
物理的には右端ですが、センター的存在の「フィナンシェ食パン」(¥850)は黄みがかった黄金色のクラムの角食パンです。
フィナンシェとは…フランス語で「財界人」「資本家」の意味、とどこぞで語っております
お菓子のフィナンシェ形を金塊に模したところがフィナンシェなのだとか…この食パンは金色とアーモンドプードル入りなところがフィナンシェ、なのでしょう。
(もうひとつ、「ほんわか糖」という沖縄県産のさとうきびで作られた砂糖がこの色を付けているというシェフからの解説もありました。)
1斤サイズで焼くのは、3斤焼ける一般的な食パン型で焼くより1斤ずつが均等に仕上がるから、というこだわりぶり。
耳がサックリそしているところもウリなので、1斤ずつ焼き上げるより耳率が高くなるのもむしろ好都合なのでしょう。
ピッタリサイズの箱に入れて販売するとのことだったので、自宅使いはもちろん手土産にしたりしても良さそうです。
手に取るとずっしりとした重みがあるのですが、食べた感じは「軽い」という方が合うという不思議な食パン
でも指先にバターが染み出すほどのリッチな配合、にも関わらず「軽い」と感じるのは「フィナンシェ」感のもとでもあるアーモンドプードルでグルテンがほどよく切られているからでしょうか。全てが絶妙に絡み合ってバランスの良い食パンでした。
食パンでありながらスイーツ、かなり存在感のあるこのセンターを囲むのは、
比較するとアッサリ、さっぱりに感じてしまう「ブリオッシュ食パン」(¥700)、十勝産の全粒粉使用で雑味やえぐ味すら旨味に変換している「全粒粉食パン」(¥650)、しっとりときめ細かくて独特の弾力が心地よい「ホテル食パン」(¥500)、ありあまるカカオ風味とクルミの食感の「ショコラ食パン」(¥600)。
中でも特に気に入ったのが「ホテル食パン」、まずは触った感じがあまりにも心地よくて「これのベッドで寝たい…」と呟いてしまったほど
小麦以外の材料の全てが小麦の持ち味を引き立てるために使われているのではないかと思う思われるほどの小麦風味、毎朝の食パンだ…個性が際立ったほかの4種に比べるとおとなしいタイプなのかもしれないけれど、一番長く付き合える飽きのこないパンなのだろうな。
10/1から朝食の「食パンバイキング」で5種が好きなだけ食べられてドリンク付きで800円、オムレツなどの料理が900円、合わせて1,700円のところセットだと1,500円だとか。
朝7:30からとのことなので、出勤前にこれを食べたら…と想像したら、全員で「もいっかーって会社休んじゃうかも」で一致してしまいました。
でもこんな贅沢のためなら早起きできるかも
明日の朝から、こんな幸せが実現できます。
気になった方は目覚ましを渋谷に7:30でセットしましょう!
池田さん、お招きありがとうございました
ご馳走様でした~