ツボ
浜名湖沿岸にある「うなぎパイ」の工場見学をしたことがあります。もちろん、「うなぎパイ」が大好きだったから行きました
誕生は1961年(昭和36年)、もう半世紀超えのロングセラー商品です。思い出してみれば私がまだ小学校にもあがらない頃からありました、父が出張であちら方面に行ったりするといつもお土産に買ってきてくれた気がします。
いまでも誕生当時と変わらぬ手作業での工程があると、見学ツアーで知りました。大量生産の陰に、そんな工程がまさかあろうとは!
鰻がにょろりと長かったから、細長いパイ。鰻の粉を配合して、形と共にそこで発売されている理由づけ、そんなところから始まったに違いないお菓子がこれほどまでにヒットした理由は?これだけ長い間愛され続ける理由は?
考えれば考えるほど「コレ」というものが思い浮かびません。
ただ、あの時代にこのお菓子のハイカロリーなところが求められていたこと、洋風なところが珍しがられたこと、このあたりはひとつの要素であったのではないでしょうか。
日本人の「ツボ」、だったのかもしれません。見事にはまったということなのでしょう。
現代人の「ツボ」は高級路線、なのでしょうか。「V・S・O・P」、癖になります
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