雅灯
毎月1回の私のお楽しみはお料理教室。もう15年近く通っています。
そのうち10年近く、同じクラスでレッスンを受けている書家の田中雅子さんが、表参道の「雅灯」で個展を開くと聞いて行って参りました
表参道駅、B3出口…懐かしいわ~(内輪ネタ)
地上に出て青山学院方向へ向かう途中にあるって感じでしょうか。
オシャレな石張りのビルの地下にあります。
階段を下りてお店に入ると、
すぐに彼女の書が掛けてありました
雅子さんの「雅」と雅灯の「雅」、ご縁を感じますね…お店の方に伺ったところ、書や絵画などを月替わりで展示・即売しているのだそうです。
まずはお食事を楽しみます、お席は基本的に全て個室、お隣とは隔離されています。お料理はランチコースの「彩」です。
献立、お昼からゴージャス
まずは前菜
爆ぜたコメ付きの稲の穂先、実りの秋ですね~
うずらの卵をハーブでオレンジに染めて、昆布でヘタを作った柿もどきもいい感じです。
せっかくなので、拡大
日本料理ってこういう演出がたまらないんですよね
お造りは戻りカツオと鯛、マヨネーズに梅ソースとどちらも変化球です。
山葵も添えられているのですが…若干使い道に困ったかな
お次は焼き物、鮭といくらの組み合わせにも秋を感じますね。
ふっくらと焼き上げられた鮭に、ほんのり木の移り香。
ゆったり優雅なランチタイム
煮物は蕪の蟹あんかけ、
ほっくりと炊きあげられていて、じんわり沁みました。
これまた変わり種、揚げ物は「フライ」です。
断面写真を撮らずに食べてしまいましたが…大きなマッシュルームの肉詰めフライでした。
ソースではなくて味噌でいただくのが日本料理店ならでは、ってことでしょうか。
じゅわっと肉汁が溢れてお盆に滴りました
お食事はじゃこ御飯、混ざっているのかと思いきや、じゃこ山椒がご飯にかかっているタイプ。
全体に混ぜず、白いごはんのままのところを残しておけば香の物も美味しく食べられます。
私としてはこちらのほうが良かったかな
甘味は紫芋の芋羊羹、クリーミーで軽い舌触り
一通り満足したところで、店中に飾られている田中さんの作品を見せていただいてきました。
チラシにも掲載されていた「宙」という文字をアレンジした作品。
ベースの文字を金色の絵の具で描き、色を散らしていくのだそうで、華書と名付けて作品を作っています。海外でも製作パフォーマンスをしたり、最近は活動の場を広げています。
全部で10点ほど、部屋や通路の壁に飾られています。ほぼ全てを見させていただき、一部は写真にも撮らせていただきましたが実物を見ていただいた方が素晴らしさが伝わると思うのでここには載せません。
個展は10月末まで、お食事をしながら楽しめます。
田中雅子さんが最初に日展に入選された時から、彼女の凛とした文字が好きでした。
どんどん活躍してくれることを願っていますし、応援しています。
これからも頑張って
ご馳走様でした~
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